来ちゃいなよ。ゆざまち

十六羅漢岩 花盛り

2023-06-16

/ by kaori

 

遊佐町の観光スポット「十六羅漢岩」が花盛りの季節を迎えます。

だんだんと花が咲いてきます。撮影:6月上旬

6月下旬頃は、スカシユリノハナショウブが見頃を迎えるのでオススメです!

また7月中旬頃には、ヤマユリツリガネニンジンが咲きますよ♪

記事では、昨年の6月下旬の様子を紹介します。(撮影2022.6/23、6/29)

 

毎年、7月中旬頃~ライトアップ、7月下旬には十六羅漢まつりが開催されます。

十六羅漢岩と出羽二見のライトアップ  7月中旬~8月中旬(18:00~21:00)

十六羅漢岩まつり 7月下旬 海上安全祈願式典が行われます。

 

近くの散策スポット、「三崎公園」もオススメです!(十六羅漢岩から車で約7分)

こちらもスカシユリやノハナショウブが見頃になるので、ぜひ立ち寄ってみて下さいね。

「三崎公園」の過去記事はコチラからどうぞ。三崎公園 花盛り

サンセット十六羅漢」に駐車場、トイレがあります。

サンセット十六羅漢には、売店とお食事処があって、とび魚ラーメンが美味しいと人気。とび魚のだしを使った優しい味でおすすめです。(営業時間 10:00~17:00 L.O.16:30)

十六羅漢岩へレッツゴー!展望台へ進んでいきます。

SUNSET POINT」日本海に沈む夕日のビュースポットです。

晴れた日は日本海に沈む夕日が人気です。日本海も見渡せます。

十六羅漢岩の周辺マップ

眼下に見える岩々に摩崖仏があるんです。約10万年前に流れ出たという鳥海山の溶岩に彫られています。

この辺りは鳥海山の突端で溶岩が海に沈み込んでいる所。岩が点在していて難所だったといいます。現在は障害になる岩を発破して安全になったとのこと。

遊歩道を下っていきます。道沿いに花が咲いています♪

斜面にもノハナショウブが咲いていました。この日は波が荒く、波しぶきがすごい勢い!

十六羅漢岩が近づいてきました(中央上の岩部分)。手前の岩にも花が咲いていますね。

スカシユリ 次々と咲き始め見頃を迎えます。

斜面に花たちが。初夏のいい季節ですね~。

写真左:ハマヒルガオとキリンソウ 右上:チャイブかな?エゾネギかな?アサツキだそうです! 右下:ウツボグサ

 

もうすぐ着きますよ~。

十六羅漢岩

吹浦地区の「海禅寺」の寛海和尚が、日本海の荒波で命を失った漁師諸霊の供養と仏教興隆、海上安全を願って造ったそうです。明治元年に5年をかけ完工。自然の岩石に合わせて石工たちが刻みました。150年経っているんですね。

16の羅漢像に、釈迦牟尼、文殊菩薩、普賢菩薩、観音菩薩、舎利仏、目蓮の6像を合わせて22体。獅子の像が1体あります。

海岸沿いの数百メートルにわたって彫られています。

 

 

「十六羅漢岩」の過去記事はコチラからどうぞ。日本海に突如現れる謎の岩

 

「海禅寺」の過去記事はコチラからどうぞ。吹浦を満喫!ウォーキング ※「海禅寺」の箇所をご覧ください

左から、舎利佛 普賢菩薩 釈迦牟尼佛 目連 文殊菩薩 獅子

位置の詳細はコチラからどうぞ 十六羅漢位置図(pdfで開きます。遊佐鳥海観光協会ホームページ)

手前の岩左から、⑬インガダ尊者 ①ビンドラバラダージャ尊者 ⑨ジュバカ尊者

※数字は、第1尊者~第16尊者の数字です

7月中旬~のライトアップ時です。夕焼けとのコラボが楽しめます。

石を見るとなんか積み上げたくなりますよね~。鳥海山の溶岩らしく、少し赤い色の石もあります。

近くにまた花が。右上:ミヤコグサ 右下:ハマボッス

こちらの岩の上にも尊者がいらっしゃいます。

⑯チュダハンタカ尊者 なんだかほっこりします

東屋があります。この道を真っすぐ行くと芭蕉句碑、出羽二見へ。

観音菩薩 左側の岩にいらっしゃいます

ハマボウフウ 初めて見た時のインパクト大!花どうなってるの!?と思いました。もこもことしててなんかカワイイ。

海が穏やかな日は、海藻が見えます。

他の12人の尊者は、結構距離が離れた所にいらっしゃいます。

遊歩道を少し戻り、国道345号沿いへ進みます。道路ができる前は急な岩場だったのでしょうか。。

※注意※

途中から道が整備されていないので、非常に危険です。ご注意ください!

※国道345号の歩道からも、7人の尊者を上から見ることができますよ! 記事の最後で紹介していますのでご覧ください。

左側の岩に、3人の尊者がいらっしゃいます。

後ろを振り返ったところ。

左奥から、⑤ナコラ尊者 ④スビンダ尊者 ⑭バナバス尊者

(⑤ナコラ尊者 少し海側の離れた所にいらっしゃいます。)

ここで岩場の斜面を下ります。

※注意※ 滑らないよう足元に注意して進みます。

振り返ったところ。けっこう急です。

もう少し行くと、2人の尊者がいらっしゃいます。すぐ左側は海なので注意して進みます。

⑥バダラ尊者 ⑩ハンタカ尊者

うまくコンクリートに埋まらないようにしてくれているのですね。

 

※注意※ 

ここからは道が整備されていないので、非常に危険です。くれぐれもご注意ください!

ここで戻ることをおすすめします。

※注意※ ロープがありますが、結構な高低差があり危険です。十分足元に注意します。

難しいようでしたら、引き返すことをおすすめします!これ以降は道が無くなります。

写真だとわかりずらいですが、足元が石でゴロゴロしていて危険&高低差があります!どうやって行こうか迷うくらいです。(汗)

こちらの右側の斜面に2人の尊者がいらっしゃいます。

左から、⑫ナガセナ尊者 ⑧バジャラブタラ尊者(非常に分かりにくいですが、右上に横向きでいらっしゃいます。)

※注意※

コンクリートはここまでです。先は岩場の斜面となり、非常に危険です。くれぐれもご注意ください!斜面は結構急です!

距離もあと半分ほど&尊者の場所が非常にわかりずらいです。まじで難易度増します!(笑)

こちらの岩の斜面を登った所に2人の尊者がいらっしゃいます。

⑪ラゴラ尊者 国道側にいらっしゃいます。

②カナカバッサ尊者 海側にいらっしゃいます。

本格的な岩場になってきます。波が強い日は岩場に押し寄せてきます。

登りあり。

振り返ったところ。波しぶきすごし!

こちらも海が穏やかな日は海藻が見えます。

登ったら、下りあり。ここから先の岩場に3人の尊者がいらっしゃいます。

え??はっきりいってどこよ!?わからん!!さすがに迷いました(笑)写真の矢印がヒントですが、2人は近くに行かないと姿を見ることができません。

斜面だし普通にしんどい~(汗)ザ・十六羅漢岩でウォーリーを探せ状態。こんな所でなりたくな~い(笑)

振り返ったところ。急斜面の岩場です!ひぃぃ~、あと3人の尊者はいづこへ?!

⑦カリカ尊者

前方に発見! い、いらっしゃいましたぁぁ~~!ふぅ~

③カナカバリダジャ尊者 海側にお顔を向けていらっしゃいます。

え、まじどこ?!?!と、しばらく捜索。なんと振り返ったら、いらっしゃいましたぁぁ~~!ふぅぅ~

やっと見つけました~、最後の方でかくれんぼ状態はつらい(笑)

⑮アジタ尊者

そしてゴールのあなた様はそんなところに・・・すごい斜面におわします。

最後までお読みいただきありがとうございました。くれぐれもご注意くださいね。

 

 

※そしてお待たせしました、国道345号の歩道から見れるんです!(12人の尊者のうち、7人の尊者)

遊歩道を上に戻ると、左側に国道345号の歩道があります。海沿いに整備され、景色を楽しみながら散策できます。

少し進むと3人のがいらっしゃいます。

手前左、⑤ナコラ尊者 中央上、④スビンダ尊者 手前右、⑭バナバス尊者

続いて左から、⑥バダラ尊者 ⑩ハンタカ尊者

②カナカバッサ尊者

⑦カリカ尊者 

こちらで尊者巡りゴールです!

なんだかありがたい気持ちになります。一つ一つの摩崖仏に温かみがあってほっこりします。石仏好きの方におすすめですね!

7月中旬頃~、ヤマユリ(写真左上)やツリガネニンジン(右上)が咲きます♪

左下:アキカラマツ 右下:ハマイブキボウフウ

十六羅漢岩のライトアップ

お近くにお立ち寄りの際には、ぜひ訪れてみて下さいね。ドライブがてらおすすめです!

  • 住所
  • 山形県飽海郡遊佐町吹浦西楯
  • 駐車場
  • あり
  • アクセス
  • 遊佐駅より車で約13分、吹浦駅より車で約3分