三崎公園 花盛り

2022-07-01

/ by kaori

遊佐町を北へ北へと海岸沿いをドライブすると、秋田県との県境にまたがる三崎公園があります。

ちょうど今の時期は、スカシユリやノハナショウブが見頃を迎えているのでオススメです!(撮影6/29)

遊歩道が整備されているので、日本海を眺めながら散策ができます。海好き&岩好きの方にオススメです。

 

松尾芭蕉や伊能忠敬も歩いたという、奥の細道も辿ることができます(国指定名勝)。三崎山旧街道は日本海側の難所だったそうで「駒泣かせ」という地名もある程です。馬も通れない位の難所~~ということもあって、自然と県境になったのだとか。今は国道7号が整備され難なく通ることができます。

三崎公園はどこ~?まだかな~、海沿いのドライブは爽快だな~なんて思っていると、うっかり通り過ぎてしまうので注意です!(私はもう何回か秋田県までドライブしました 笑)

手前の女鹿地区を通りすぎて、何回かカーブを曲がると、左手に開けた駐車場が出てくるのでここに停車します!山形県側には「三崎公園」という看板が特にないので、駐車場が目印です~。(;’∀’)

三崎公園は「鳥海山・飛島ジオパークのジオサイト」の一つでなんです!ジオサイトの看板を見てみます。

鳥海山は約60万年前から何度も噴火をしてできた活火山で、三崎公園は数千年前に「猿穴火口」から流れ出た溶岩が日本海まで到達した地点なんです。溶岩流は60mもの厚さがあるそうです!

写真右上の溶岩地形図の右側が鳥海山の頂上で、三崎公園との中間にあるのが猿穴火口です。ここから大量の溶岩が流れ出たんですね。ダイナミックすぎて想像がつきません。地球ってすごい!(゚Д゚;)

 

※今回は行きは海沿い、帰りを三崎山旧街道(奥の細道)のルートを行きました(黄色い矢印)。

逆回りのコース(だいたい)は過去記事(2019)コチラからどうぞ

 

 

また、三崎公園の近くにある縄文時代の遺跡から「青銅刀子(せいどうどうす)」という中国殷(商)の時代の青銅器が出土しているんです。日本列島において最古級の金属器とのこと!(案内図のピンクの丸出土地)

青銅刀子の記事はコチラからどうぞ

日本海を眺めながら階段を下っていきます。今日は久しぶりに天気がいいので海の色もキレイです!

左側は崖が続いています(左上の道路は国道7号)。今日は波が強いです。

断崖にお花を発見です。オカトラノオが遊歩道のあちらこちらに群生していました。散策をしながら見つけるのも楽しいです。

断崖沿いに遊歩道が続きます。海風が心地よいです。しかし日除けがないので、夏場の散策時は帽子や水分補給が必須です!少し坂道を登っていきます。

溶岩の岩がカッコイイです!青空に映えます。

岩好きにはたまらないスポットです~~!(^^)!

ノアザミ(もう種になっているのも)とハマボッス(岩場に根を生やしてたくましい)

少し上に上がってくると、眺めがよいです。

遠くに小さく三崎灯台が見えてきました。不動崎に到着です。

振り返るここにも岩が♪見応えがありますね。

右側には鳥海山(左のピークが笙ヶ岳で、中央のピークが山頂です)。溶岩がここまで流れてきたんですね。

(写真右の建物は山形県側の公衆トイレです。)

近くには、色んな可憐なお花たちが咲いていました。

左上:ヤマハッカ、右上:ウツボグサ、左下:キリンソウ、右下:アキカラマツ

ここ不動崎の崖にもお花たちが♪

ノハナショウブとスカシユリ 見頃を迎えていました。

岩に咲くスカシユリの風景っていいですよね~。つい何枚も撮影しちゃいます。

遠くに遊佐町の海岸が見えます。7/15には海開きですよ。

先の大師崎に向かうには、もう少し登るようですね、ふぅ~、絶景が待ってますよ~イェ~イ、と奮い立たせる私。

階段をふぅふぅ登ると平らな道が出現。やった~大師崎に到着。

三崎灯台も近くなってきました。

海沿いから離れて木々たちの中へ続きます。周囲の植物ががらりと変わって、うっそうとしてきました。なんだかまるで南国に来たような雰囲気です。

この辺りには、海沿いとは違った植物がありました。左上:キンギンボクの実、右上:ナワシロイチゴ

これは何の豆かな~と思ったらフジだそう!(左下)、ピンクの花は何だろな?(右下)

草木が茂ったゾーンへ。なんだか少しだけジャングル気分。

抜けると、旧街道との分岐点が。海沿いの三崎広場の方へ進みます。(旧街道は帰りに通ります。)

目の前に、観音崎の絶景が広がっていました!登ったかいがありました。この辺りから秋田県側になります。

眼下には溶岩の崖が。

観音崎の岩がカッコイイです。

ここの崖にもお花たち。オレンジのヒオドシチョウも飛んでいました。

降りてきた階段を振り返ったところ。

またまた違う種類の花が咲いていました。左上:カセンソウ、右上:ヒメヤブラン、

下:シナノキ クマバチがせっせと蜜を集めていました。

秋田県側の駐車場に到着です。

秋田県側には釣り場、キャンプ場、チビッコ広場があるようです。

駐車場を後にして、帰りは三崎山旧街道(奥の細道)のルートへレッツゴー。

キャンプ場を通り過ぎ、

そのまま道路沿いを進みます。イチモンジチョウを発見。

奥の細道の看板が。

看板の向かいに山形県方面への奥の細道が続いています。いよいよ芭蕉さんが通ったという奥の細道ルートです。難所というだけあって本当に細道でびっくりです!

石が敷いてあるところもありますが、起伏がありこれは馬も通るのが大変だったのねと実感。

いったんは開けたところに出ましたが、

またすぐにうっそうとした森の中の細道を進んで行きます。木々が茂って薄暗いです。

一里塚の跡

海側に近づくと明るくなってきました。

行きで通り過ぎた分岐点に来ました。右側奥へ続く旧街道へ進みます(木々で薄暗い方)。

緑のトンネルができています。この辺りはタブノキを主とする照葉樹林が自然のまま残っているそうです(山形県指定天然記念物)。

三崎灯台の看板があるので行ってみます。

三崎灯台です。灯台ってなんかいいですよね~。

すぐ近くに太子堂があります。1200年ほど前に慈覚大師円仁が草庵を開いたとされます(平安時代。同じ山形県にある立石寺を開く。他全国に多数開いたといいます)。

この辺りに「手なが足なが」という怪物がいて、慈覚大師が退治したという伝説も伝わっています。

 

天気がいいのに、ここも木々が茂り薄暗いです。自然のままの木々が残っているだけありますね。伝説があるのもなんだかうなずけます。

太子堂の周りに五輪塔が点在しています。石の供養塔で慈覚大師の頃の物も残っているそうです。(当時は23もの寺院があったそうです。)

太子堂の横の階段の所には、戊辰戦争の供養塔があります。県境ということもあって、三崎公園一帯で戦闘があったそうです。

往時をしのびつつ太子堂を後にします。え?道が3方向にあるような気が・・・真ん中の道を進みます。

森を抜けると、海が見えてきました。なんだかホッとします。

ここを下ると、右側には不動崎があります。(行きに通った鳥海山が見えたところです)

振り返って見たところ。けっこう下りました、高低差がありますね。

真っすぐ三崎旧道(奥の細道)が続いています。あと少しでゴールです。

岩の間からたくましく生えている木々がありました。

スタート地点へ戻ってきました。

自然も史跡もあって、見所が盛りだくさんでとっても奥が深い!!三崎公園でした。

お近くにお越しの際は寄ってみて下さいね。海を眺めるだけでも良いです~~

後日、夕方に寄ってみたら、こんなアーティスティックな風景に遭遇!遠くに見えるのは飛島です。

ちょっとの時間で雲がこんな感じに。日本海の夕焼けもいいですよ~

三崎公園

  • 住所
  • 駐車場
  • あり
  • アクセス
  • 遊佐駅より車で約18分、吹浦駅より車で約8分