来ちゃいなよ。ゆざまち

二ノ滝 氷柱トレッキング

2021-02-19

/ by kaori

 

毎年2月に、遊佐町の観光協会が「鳥海山二ノ滝氷柱トレッキングツアー」を開催していますが、

今年は残念ながら、新型コロナウイルスの影響で中止でした。(ちなみに昨年は、記録的な暖冬の影響でルートの状況が良くなく中止でした。)今年も無いのか、、と思っていたところ、

町役場の観光担当の研修で行くとのことで、これは是非に!と同行させてもらいました。(2月10日)

 

二ノ滝は・・・

鳥海山の南麓の標高約500mにあり(3合目)、落差が約20mで二筋に流れる滝です。

町を流れる月光川の上流、鳥海山の清流を集める渓谷にあり、岩と水の渓谷美が楽しめます。

春の新緑から秋の紅葉までトレッキングが楽しめ、自然を満喫できるスポットです。

 

マイナスイオン!私、岩と水好きなのでこれはもってこいのスポットです。

過去記事はコチラからどうぞ 夏期 滝の様子(2018年) 冬期 氷柱の様子(2019年)

 

そして二ノ滝は「鳥海山・飛島ジオパークのジオサイト」の一つです。

鳥海山は約60万年前から何度も噴火をしてできた活火山で、二ノ滝の周辺は約10万年前の噴火の時に流れ出した硬い安山岩の溶岩でできています。そこを鳥海山の豊富な水が流れ、削ってできた渓谷にある滝です。

 

ふぅ~~、地球の歴史を感じますね。ジオ好きとしてはたまりません。

途方もない時間がかかっています。地球の作品、今味わえる幸せ。

 

 

本日案内して頂くガイドさんとご挨拶。スノーシューとストックを装着し、いよいよ出発です。

 

冬期の二ノ滝トレッキングは雪のない時期とは違い、難易度が高いポイントがあります。

今回行ってみて、最後に崖などの危険な箇所があり、雪でルートも見えないので私のような初心者は慣れていないと危険と思いました!二ノ滝の氷柱ですが完全に凍ってなく、中は水が流れていて周辺も沢になっています。崩落の危険や、踏み抜く恐れがあるとのこと。現地に精通している人と行くようにしましょう。

片道、約2時間ほど歩きます。今回は雪も多く、行きで約3時間かかりました。

 

話は戻りますが、ガイドさんから雪山でのトレッキングをする際に、雪の積雪状況の確認を行うことを教えて頂きました。

雪崩などに遭わないために大切ですね。(今回のルートでは傾斜地や崖があるので確認を行いましたが、平面のみのルートならあまり必要ないそうです。)

スコップで雪を垂直に掘り出し、どの位雪が積もったか観察します。(今回は簡易的ですが、本格的な雪山登山の時はしっかり行うそうです。)

降雪直後の層とそれ以前の層がよくわかりますね。以前の層は硬く凍っていることもあります。

雪のゆるみ具合など確認していけば事前に危険を察知できますね。また中止することも判断できます。

冬期通行止めの看板。冬期はここで道路脇に車を停めて車道を歩いていきます。

はぁぁ~と一息、深呼吸。雪と木々と静かな空間、空気もきれいで白銀の別世界を満喫です。

新雪を踏む楽しさ。といいつつ、雪の重みに早くも足が取られ筋肉痛になりそうでした(笑)

しばらく進むと開けた空間が。ガイドさんが雪を踏んで林の中を楽しんでみてと、普段立ち入れないルート外のゾーンにも、雪の上では行けるんですね。

いやぁ、これぞスノーシューの醍醐味!楽しいですね。

ガイドさんより注意が。雪で見えなくなっている側溝や小川、小さな池などがある場合があると教えて頂きました。私のような初心者は、落ちないように安全な場所を確認して行いましょう。

木々を見上げてほっと一息。

庄内平野を見渡せるスポットに来ました。天気が良いと木々の向こうに平野が広がっているのですが、本日は雪でかすんでます。

ここから来た道を振り返ると鳥海山が見えるのですが、全く見えないですね。

俵雪を教えて頂きました。

強風の吹く庄内平野で見られる、風により雪が転って塊ができる自然の現象。(英語ではスノーローラー。まんまでわかりやすい。)斜面でも転がってできるんですね。庄内平野でお目にかかってみたい!

動物の足跡を教えて頂きました。なんだろうな。。

左からうさぎ、りす、きつねとのことでした。スノートレッキングの楽しみですね。

杉林を抜け、

赤松林を抜け、こんなに立派な赤松が育っています。昔は松茸が採れたとか。

樹木の種類も変化していきます。雪の静寂に包まれるっていいです。

だんだんさらに雪深くなってきました。カーブミラーもこの通り。この辺りで標高400m位です。

まだまだ進みますと、積雪の確認でお馴染みの鳥居が。これでもまだ積もってない方だそうです。

滝への渓谷の入り口に到着です。冬期以外はここまで車で来れます。

トイレと小屋がありますのでここで休憩ができます。(トイレの入口は建物の裏側にあります。今回は雪かきが必要でした。)

この看板の先は傾斜になっており、さらに奥は渓谷で崖になっています。

この傾斜具合、伝わっていますかね。危険が伴うルートに突入です。さらに奥は傾斜が増していきますので要注意です。

ここも傾斜で勝手に俵雪が育っています。

上の斜面を見上げるとブナ林が続いてます。

青森ヒバです。雪の積もり具合がクリスマスっぽく感じます。

岩場につららを発見。

木々の間に神社が見えてきました、ここを通り過ぎますと到着です。

二ノ滝が見えてきました!ここも雪で見えませんが右側は沢ですので行かないように。

今期は寒波が続いたためか氷柱がしっかり育っているとのことでした。とても奇麗です。

つららがシャンデリアみたい。くらげに見える。。自然の氷の世界、初めて見ました。別世界でとても奇麗。いつまでもいれそう。

 

滝つぼの凍り具合によっては滝の裏側が見れますが大変危険ですので、必ず安全かどうかの確認が必要です。

崩落の危険や、氷が薄いと割れる恐れがあり、踏み抜いて滝つぼに落ちると大変危険とのことです。今回はガイドさんの安全確認の元、気温が低かったこともあり近づくことができました。

氷の内部では水が勢いよく流れていました。

 

帰りはガイドさんの案内でルートを外れて近道を通りました。普段通れないエリアを雪の上なら通れるという、これもスノートレッキングならではの醍醐味ですね。

 

ルートを外れた七曲古道という旧道に観音さまがいらっしゃるとのことで寄りました。

七曲古道の観音様 岩に彫ってあります。

だいぶ急斜面にありました。雪があると岩まで近づけますが、夏期だと見上げる位置になるそうです。さらに上には馬頭観音さまもいらっしゃるそう。

また訪ねたいスポットです。来年「鳥海山二ノ滝氷柱トレッキングツアー」が開催されることを祈りまして。

 

ツアーやガイドなどの問合わせ先

NPO法人 遊佐鳥海観光協会 ◆

営業時間 8:30~17:30

定休日  日曜日・年末年始 ※祝日は営業
TEL   0234-72-5666