紅葉の高瀬峡、一ノ滝・二ノ滝
遊佐の滝を巡るトレッキングコースが紅葉の見頃となります!(10月下旬頃)
これからが、ちょうどいい頃合いと思われますのでおすすめです。去年行った様子をご紹介します。
①「高瀬峡」と、②「一ノ滝・二ノ滝」の二つのコースがあります。
鳥海山の豊かな清流が流れる中に、いくつかの滝を見ながらトレッキング・ハイキングができます。
鳥海山は、約60万年前から何度も噴火をしてできた活火山です。
「高瀬峡」と「一ノ滝・二ノ滝」の周辺は、約10万年前の噴火の時の溶岩でできていて、そこに鳥海山からの水によって削られた渓谷ができました。
周りの岩や沢の様子を見ながら楽しめます。
【コースの詳細はコチラからどうぞ】
◇山麓トレッキング(遊佐鳥海観光協会のホームページ)
◇パンフレット(pdfで開きます)
①「高瀬峡」往復約2時間のトレッキングコースです。町を流れる高瀬川の上流にあります。遊佐駅から高瀬峡駐車場まで車で約20分。(撮影日2021.10/31)
遊佐の秘境の滝スポットで、修験道の修行場の跡地なんです。ふもと(下当集落)にある剱龍神社の修験者が、大滝で修行をしていたという。滝好き&修験道好きの方におススメです!
※トレッキングの際の注意事項
◇【渡し板撤去】11月上旬頃に、大滝へ沢を渡る板が撤去となります(5月上旬頃まで)。
◇【吊り橋撤去】11月中旬頃に、吊り橋が撤去となります(5月上旬頃まで)。高瀬峡への通行不可となります。
過去記事はコチラからどうぞ 高瀬峡 修験の秘境、歩道整備の様子
「大滝」を目指しますが、まずは途中にある「蔭ノ滝」へ行きます。広葉樹が色づいています。
「蔭ノ滝」
滝の上の方の木が少し紅葉していました。
「大滝」へ向かいます。
根堀峠への坂道を上る途中。紅葉が青空に映えてきれいでした!
根堀峠に到着。ここも陽当たりがいいので紅葉が見れます。ここから下って沢沿いを進み「大滝」へ。あともう少しです。
※急斜面を下るポイントがります。雨の日の後など、大変滑りやすくなります。十分ご注意ください!
苔むした木にきのこが生えていました。
「大滝」
こちらも滝の上の方の木が少し紅葉していました。岩肌を流れる滝が美しいです。
近くに修行場があったそうで、剱龍神社の修験者が参籠して行をつんだといいます。
※11月上旬頃に、大滝へ沢を渡る板が撤去となりますのでご注意ください(5月上旬頃まで)。
紅葉を見ながらリフレッシュできました♪
②「一ノ滝・二ノ滝」往復約1時間30分のハイキングコースです。町を流れる月光川の上流にあります。遊佐駅から一ノ滝・二ノ滝駐車場まで車で約20分。(撮影日2021.11/2)
「鳥海山・飛島ジオパークのジオサイト」の一つです。約10万年前に噴火の時に流れ出した硬い安山岩の溶岩でできています。そこを鳥海山の豊富な水が削ってできた滝が流れています。
一ノ滝・二ノ滝とも落差約20mの、迫力ある滝を見ることができます。ジオパーク好きの方におススメです!
※ハイキングの際の注意事項
11月中旬頃に、二ノ滝への県道(60号酒田遊佐線)が胴腹滝の先で冬期閉鎖されますのでご注意ください(5月上旬頃まで)。
過去記事はコチラからどうぞ 夏期の滝の様子(2019)、冬期 氷柱(2021)、冬期 氷柱(2019)
途中の道路で鳥海山が見えました。左のピークが笙ヶ岳、右のピークが山頂です。
道路脇の紅葉も進んでいました。
紅葉を眺めながらのドライブ♪
駐車場に到着。紅葉きれいです!
鳥居から出発です。
ブナ林の中を進んでいきます。
一ノ滝神社 ここから階段を下っていくと「一ノ滝」です。
階段を下る途中から見える渓谷沿いの紅葉
「一ノ滝」
雨が降ると水量が増して迫力があります。周りの木々が紅葉していました。
「二ノ滝」へ向かいます。よく見ると、苔むした岩の上に木が生えています、すごい生命力!
二ノ滝神社 二ノ滝に到着です。
「ニノ滝」
二筋の滝が勢いよく流れています。遠くから見ても迫力があり、見応えがあります。
橋を渡って、展望台へ行ってみます。二ノ滝の上部が見れます。
横から見た二ノ滝
展望台ということは、ここから登りになります!二ノ滝が流れる岩場の上へレッツゴー。
道端にきのこを発見
ふうふうと、展望台へ着きました。二ノ滝の上流が見えます。
二ノ滝の落ちる所
滝っていいですね、水の流れに癒されます。新緑の季節もお越し下さいね。
※雨の日の後などは、足元が大変滑りやすくなります。お気をつけください!
カエルやきのこたち
帰りの道路脇で猫に遭遇。ひなたぼっこ中だにゃ~