登山に行ってきた!(鉾立ルート)
移住してきてから初、というか人生初!鳥海山登山に行ってきました!
最初は大平口から登る予定だったのですが、混みそうだという情報をgetして急遽鉾立口から登ることにしました。それでは、start!!入り口から「立入禁止」ってなんでやねん(笑)そういえば、登山ポストに受付はちゃんとしておきましょうね〜〜
ちなみにこの鉾立口から登るルート、親切すぎる!ってほど山道が整備されていて、スタートからしばらくはコンクリートで覆われた道が続いています。これは入り口近くにあった東雲荘。T○Kの保養所らしいです。
そこからちょっと登ったところに展望台があります。ここまで入り口から10分ぐらい(?)なので、ちょっと鳥海山の雰囲気楽しむ位ならちょうどいい場所かも知れません。ここから見る風景でも一見の価値あり!です!ね!ジュ○シックワールドにでてくる風景みたいじゃないですか?
ズンズン登っていきます。この辺りもまだ岩とかで道が整備されているのでかなり登りやすいです。
登ってきた道を見下ろしてみると、、、海が近いですね〜〜眼下の街並が一望できます。それにしても天気がよくて良かった〜〜!!
さらにズンズン登っていくと、どんどん岩が増えていきます。この辺りは賽の河原と呼ばれる絶景ポイントの一つみたいです。
高山植物いっぱいでとってもきれいな場所でした。
これはニッコウキスゲ。至る所で咲いています。今回は見られせんでしたが、ニッコウキスゲの群生地があるらしいです。見てみたいわ〜〜
一面お花畑というわけじゃないけど、小さな沢が流れていてとても穏やかな風景が広がっていました。ここは落ち着く場所でしたね。こういうだだっ広いところは大好きです。だからなのか、かなりの数の方々が休憩されてました。
さらにズンズン登っていきます。少し登ったところから賽の河原を振り返って見ると、一面の海が広がる絶景。ここまで約1時間、標高2000m足らずでこの開放的な景観!やっぱり鳥海山すごいな!!
歩きはじめて2時間ほど。ようやく御浜小屋に到着しました。ここは夏期のみ宿泊可能な山小屋で、売店もありビールなんかも売っています。
鳥海山は信仰の山。ところどころにこういう祀られている社があります。苔むしていて趣きありますね〜
ここでの見所は何と言っても鳥海湖。鳥海山のシンボルの1つにもなっている場所で、山頂ではなく鳥海湖をみること目的にくる人もたくさんいます。
ちなみにこの小屋で吹浦口ルートと長坂道ルートと合流。休憩中の人もたくさんいて、一気ににぎやかになります。また景色もここから一変していきます。
あと、鳥海湖周辺はお花畑ゾーンです。いろいろな種類の花が咲いていて楽しいですね〜
さらにズンズン登っていきます。
この辺りから山頂まではだいたい3時間位ですかね。まだ先は長いです。
途中の休憩はしっかり挟みましょう。もうかなり高いところまで来ているので、雲が隣に見えます。
ここからしばらくは稜線を歩いていく感じになります。
時折雲が晴れて山が姿を現すときがあるのですが、、、そんなときは迷わず停まって見入っちゃいましょう(笑)
さらにズンズン登って、、、
途中岩場を登っていったりして、、、
七五三掛に到着です。ちなみに「しめかけ」と読みます。この辺りも結構な絶景ポイントです。
いや〜〜ジュラシック・○ールドだわ〜〜(笑)
七五三掛で休憩してから、さらに進みます。この辺りはけっこうアップダウンが激しいです。。。
登ってるのになんで降りなきゃいけないんだ、、、とかぶつぶつつぶやきながら(すんごい急で道幅狭かったです)、、、
万年雪の千蛇谷雪渓に到着です。歩き続けて汗かいていたので、天然のクーラー気持ちいい〜〜です。
この日は、晴れてて空が気持ちいいな〜と思っていると、、、
急に雲の中に入って何も見えなくなったりして。。。
映画のワンシーンに入り込んだような感じがして気分のいいことこの上なしでした。しかしいろんな表情?が見えて面白い山ですね。
さらにズンズン進んでいって、、、
「頂上へ」という標識に、心強いエールをもらったかと思えば、、、
何回も同じ標識が出てきて、逆に心が折れかかったりしたりして(笑)
山頂に近づくにつれて岩だらけのガレ場が増えきますが、ここまで来るとようやくゴール(一歩手前)です!この辺りは、けっこう岩を掴んで進む機会が多いので、手袋持ってきた方がベターです。
ようやく山頂手前の今日の宿泊地、御室小屋に到着です。200人位収容可能な山小屋で、生ビール(!)も売っています。ですがちょっとお高いので今回は泣く泣くあきらめました(笑)
先ほどもお話ししましたが、鳥海山は信仰の山なので、山頂にはお社があります。このお社はなんと伊勢神宮を立て替える際にでる木材を使って建てられているとか。格式高いお社です。
山頂への案内図を確認したら、、、
山小屋に重い荷物を置かせてもらって、いよいよ山頂へアタック開始です!!!
山頂への道は、岩をえっちらおっちら登っていく感じ。軽いロッククライミングです。なのでカメラを持っていきたい方は要注意!ぶらぶら首から下げていくと壊れる確率大です。体にぴったりくっつけられる(?)ようなバックを用意していきましょう。
ここは登る途中にある「胎内くぐり」といわれる名所(?)です。なんでもカップルが手をつないで通り抜けると子宝に恵まれるとか恵まれないとか。
いよいよ山頂に到着です。鳥海山は見ての通り、近隣に山が全くない完全な独立峰。そのため山頂からは日本海と遊佐・酒田・秋田の街並が一望できます。天気がよければ佐渡島も見えるとか見えないとか。鳥海山のことを「出羽富士」とも呼ぶのですが、傍らから見たら富士山のように見えるのも納得できますね。
ちなみに山頂はそんなに広くないです。10人ぐらい?でいっぱいになる、狭い岩のピークです。山頂までの道はひたすら岩場なので、けっこうしんどいし、高所恐怖症の方とかはなかなか登れないかと思いますが、、、登ってよかったと思うこと間違いなし!!の絶景です。こんな風景なかなか見られないです!!でも、無理は禁物ですよ〜〜ご自分の体力とかとじっくりご相談を。。。
それにしても、登りきった後のビールの美味しいこと美味しいこと。。。ここまで登ってきて良かった!!!ってつくづく思いました(笑)
それでは次回は下山編です。帰りは「湯の台口」を目指して降りていきました。
こちらも絶景でしたよ〜〜〜