こんにちは。すっかり年の瀬ですね。

みなさん、大掃除しましたか？お正月を迎える準備は大丈夫でしょうか？？

遊佐町では、この時期、新しい年をより良く過ごすための「市」が開かれるようです。今年は12月29日。

しかも『歳の市・軽トラ市』のダブル市となっているらしい！

場所は、遊佐駅前。けっこう雪が積もりました！風が強いので路面つるつるつるつる。おっと、目の前には 『新鮮！うまい！ゆざっと軽トラ市』とでかでかとした看板が！！ワクワクします～どんなものが売られているのか見てみると・・・・・・・・・

正月飾りの材料や、だいこん、白菜、わらび！長いも、ねぎ、切干だいこん、ごぼう、いもがら、きゃべつ～お正月に飾るお花！パプリカやみどりの野菜。街かどサロンさんのお惣菜！赤大根に麦きり、年越し蕎麦、あつあつの玉コンニャク！焼きたてパンやたこ焼きたい焼き焼きそば焼き焼きやきやき～\(^o^)/こんな感じで遊佐駅前のすこしばかりの広場に、大勢の町のみなさんが買いに来て、大賑わいです！！！！！ 協力隊の加藤未来さんが町のみなさんと復活させたという「歳の市」チームは、遊佐町で愛され続けた話題のまんじゅうを売ります！！それは・・・・・・・・・・・・・・・ 「馬のくそまんじゅう」です！！！！！！！！！ネーミングがすごいんですが、このまんじゅうのことを町の人に聞くと、みなさん嬉しそうにそれを食べた当時の思い出を話してくれるのです。その昔、遊佐町にはたくさんの馬が人間とともに生活していました。道にはあたり前のようにフンが落ちていたそうです。それをまんじゅうにしてしまうなんて心が豊かですよね。馬は家族であり、まんじゅうになるほど身近で、愛されていたのですね！ なので、すごい売れ行き！！！次からつぎへと、馬のくそまんじゅうがなくなっていきます！！！協力隊の駒井さん、未来さん大忙しです！！！ 懐かしきまんじゅうを買いに、こんなに人が集まっています！！！！すごいですね～ 人だかりで、もうそちらへ行けません。。。遠くから見守っていましょう。

十日町の歳の市があった頃はこんな感じで、押し合いへし合いの大きなイベントだったそうです。きねやうす、ぶりこを煮たものや、しょんびき、げた、蕎麦、植木など売っていたり。そして湯気をたたせたホカホカの馬のくそまんじゅうで手を温めながら市を楽しんでいたと話を聞きました。

・・・・・・・としみじみしていたら、なんと！！！もう完売！？200個くらいあったそうですが、販売開始10分でなくなってしまったそうです。想像以上の人気でした！！！！(これは空き家をリサイクルして、馬のくそまんじゅう屋さんが必要なのか！と思ったり。)

まんじゅうの次は、今度はこっちに行列が！！！！あれはよく見るガラガラポンではないか！そうなんです。待ちに待った抽選会がはじまりました～～～\(^O^)/500円以上買うと、このお楽しみ抽選権がもらえます！！気になる賞品ですが・・・・・・・特賞・街かどサロンお食事券【２本】

1等・みかん

2等・丸もち

3等・白うどん

4等・長いも

5等・切干大根

６等・紅白もち

となっております！！！たくさんの紅白もち！！すごく美味しそう～～～～～6等いいなぁ。みかんと丸もち、そして特賞の封筒が！！！！！！！ はたして誰が手にするのか！？ 切干大根!!煮て食べるとおいしいですよね～～おめでとうございます！ まわして～～～ まわしてまわして～～～～ 次々まわしますが、、、いっこうに特賞がでません！！?

磁石でもあるのかな？？抽選会の行列もなくなってきました。。。

・・・・と、そこへひとりの男の子が！特賞が当たる確立、かなり高くなってるよ！まわしてまわして～～～～～～ぽん！！！・・・・ぁあ！ハズレた～～～～～～～～～と大人ががっかりしていましたが、彼は、 「紅白もち！お正月にぴったりだね！」と素直に喜んでもらっていきました。なんていい子なんだ！！！！！！！！！！！ 山ほどあった紅白もちも、残り6つ！！切干大根は１つ！！

特賞２本は鎮座しておられます。 まわして～ まわして～～・・・・・・ほんと全然出ない！！！笑

実は特賞の玉入ってないんじゃ・・・・・・・・・・・・・・・・・・と疑いかけたその時！！！ 出ましたーーーーーーーーー！！！！！！！笑顔の特賞１本目！おめでとうございます～～～～！！！！！ 残るは、特賞１本と紅白もち4つ！！！！・・・・・・・・・・・・・・・とその時。 カラン・・・・・・・ーーー！！！！！あれは・・・まさか・・・・もしかして！！！！ 出たーーーーーーーーーー！！！！！！！金の玉！！！！！！！！（当たったことがないので初めて拝みましたが、本当にピカピカしてるんですね。感動・・） めでたく最後の特賞もお渡しできました。おめでとうございます！！！！しかし、よくねばる特賞だったな～。 ・・・・ということで、歳の市の名物「馬のくそまんじゅう」も大盛況に終わったようです。これから、いろんな人を巻き込んで、たくさんの出店が並ぶ、かつての歳の市の活気をみんなで作れるといいですよね！エリアリノベーションとか！まず、みなさんお疲れさまでした。(左：協力隊は駒井江美子さんと右：加藤未来さん)

 

【　　お　　ま　　け　　】

たった10分で売り切れたという、うわさの「馬のくそまんじゅう」ですが・・・・・こんな感じです！ この手描き感あふれる包み紙は。。。

今年10月。協力隊の加藤未来さんの活動で、十日町集落の方々を中心に「昭和30年頃の十日町通り」の様子を手書きの地図で再現するイベントが行われました。この包装紙はその時製作した地図の中の一枚を使っています。木の皮、経木(ギョウギ)に包まれた温かみがあり、黒糖味の皮に、あんこがぎゅっと詰まっています。もちもちしてやさしい味です。来年はもっとたくさん出るかな？？現代版「馬のくそまんじゅう」！