山野草ハイキング♪と金俣そば

2021-05-21

/ by kaori

 

鳥海山”おもしろ自然塾”2021山野草ハイキング打ち立てそば昼食」(注:山菜採りではありません。)5/15(土)開催

春の草花を観察しながらハイキング山野草の天ぷらと金俣そばが食べれるとのことで、これは!と行ってきました。
今が旬の山野草。食べたいけど、ど素人すぎてワカラナイ私にぴったり。そして、遊佐産の金俣そばが食べられるなんて、山の恵みいっぱいです。

 

鳥海山”おもしろ自然塾”2021では今後も体験講座を予定しています。気になる方は、しらい自然館のHP、トップページの新着情報をご覧ください。お知らせが載っています。コチラからどうぞ

開催場所の「四季の森 しらい自然館」までレッツゴー。鳥海山の一合目にあるんです。今日は天気もいいし、鳥海山の裾野も新緑グリーンでとってもきれいです。

しらい自然館に到着。(しらい自然館:体験型宿泊施設。遊佐町グリーン&ブルーツーリズム体験や、キャンプや宿泊、小中学校の宿泊学習、合宿、研修会などができます。)

遊佐町の山間部で大変眺めがいい所にあります。眼下には田んぼ、遠くには日本海の水平線まで見渡せました。(写真だとお伝え出来ないのが残念。)

少し足を延ばすと湧き水や滝があり、渓流沿いをトレッキングできます。過去記事でご覧いただけます→ 「胴腹の滝(湧き水スポット)」遊佐でイチバンの銘水!! 「高瀬峡」  新緑が、バクハツなのだ!!! 「一ノ滝・二ノ滝」  滝行はダメよ!!イチ、ニの滝!!

まずは、春の草花を観察しながらハイキング。皆さん虫よけスプレーをしっかりしました。

山手に少し進むとさっそく草花が。タニウツギ、かわいらしいです。ホオノキの花、見たことないなぁ。ケナシヤブデマリは一見アジサイかと思いましたが違うんですね~。フジきれいです、いい香りがしますよね。知らない花たちがたくさんいるなぁ。皆さん始まりから先生の話と植物にくぎ付け!

山野草、続々登場です。トウゴクマムシグサ、紫色のもありますよね。モミジ、花が咲き実がついていました。フキは天ぷらにはこの位の大きさがいいそうです。ミツバも小さいものを取るといいそうです。何でも新芽の柔らかいのが美味しいのね・・・。

イタドリは昔は保存食で活用していたが、今は食材もすぐ手に入るようになり手間もかかるのでしていないとのこと。どんな味なのかな~。ネマガリタケもう少し小さい時にとるそう。ワラビはポピュラーですね、じっくり見たことなかった。

ウドと鰊を煮る山形の内陸の郷土料理があります。ミズ、初めて食べました。アケビも実は食べたことがありましたが、つるは初めて。ウワミズザクラは、え?サクラの花??と思いましたがサクラなんですねぇ~。

近くにはきれいな水が流れ、草木が生い茂り、自然の恵みが豊かであふれていました。鳥海山一合目にしてすごい!周辺を歩いただけでこれだけの山野草が。

まだまだ沢山教えて頂きましたが、私の記憶能力が追い付かず。山野草の世界、奥深いです。

鳥海山の西側のピーク、笙ヶ岳が見えました。

戻っていよいよ「実食」です~。わくわく。

しらい自然館の皆さんが山野草の天ぷらの準備をして下さっていました。緑が映えてきれいですね。

コシアブラを揚げています。天ぷら合いますよね。美味しそうぅ~

フキノトウのことを山形ではバンケといいます。ほほぅ~。バンケ味噌、美味しいですよね。

ネマガリタケのことを庄内地方ではタケノコといい、タケノコのことを孟宗といいます。ほほほぅ~。

アケビは食べやすいよう巻いてあります。

ドクダミとタンポポは天ぷらにしても香りが負けていなかった。。

打ち立てのそばも出来上がり、「山野草の天ぷらと金俣そば」の昼食タイムです♪

山菜のほろ苦さとそばが合います!やはり天ぷらは美味しいですね。そばも手打ちとのことで歯ごたえと風味があり、大変美味しく頂きました。水もいいので味がいいですね!おかわりも用意して下さっていてありがたい。美味しいのでついつい手が伸びてしまいます。ヘルシーだからいいかと自分に言い聞かせ(笑)

(金俣そば:金俣集落で栽培されている。この鳥海山”おもしろ自然塾”の体験講座でしか味わえないとか。そばの品種は、北海道の代表的な品種の北早生そば。コシが強くて風味が豊かです。)

皆さんと美味しくいただきました。ありがとうございました。山の恵みに感謝。

しらい自然館は環境に配慮した施設になっています。館内外に山形県産のスギを利用しています。木のぬくもりがいいですね。ソーラーシステムの設置や、冬期の暖房には松くい虫の被害に遭ったクロマツなどを燃料にしたペレットストーブを利用しています。また館内はバリアフリー構造で、人にやさしいのもいいですね。

帰りに蝶とトンボを発見!ウスバアゲハ、羽が半透明だそうです。ひらひらと優雅に舞っていました。トンボの種類の見分け方が難しい。。トンボはいつもより出現が早いそうです。

ちなみに、そばのおまけ情報です。金俣の近くの三の俣集落でもそばが栽培され、三の俣そばといいまして、こちらは知る人ぞ知る「さんゆう」で食べれます。(土曜、日曜、祭日 10食限定なので予約をお勧め。とのこと。)

さんゆうでは、集落の農産物の直売や遊佐町の特産品などを販売しています。湧き水スポットがあり、車が横付けできるので、大量に水を汲む人に人気です。私も汲みに行きます。ちょっと町の中心部から離れるのですが、湧き水好きとしては山に近い分新鮮で、味も町中の湧水とは違うと感じます。過去記事はコチラ いちにのさんゆう!!

 

次回、繁田隊員が「さんゆう」の記事をUP予定です。お楽しみに!

またまたちなみに・・・、こちらが「さんゆうの三ノ俣(みつのまた)そば」です。鳥海山の湧き水で打ったそばはのど越しつるつる、コシもあり食べ応えもあって美味でした。私はお昼早めに行きましたヨ。食べてる間にも予約の電話が。土曜、日曜、祭日 10食限定なのでご注意ください。

(三ノ俣そば:三ノ俣集落で栽培されている。そばの品種は、山形県のオリジナル品種のでわかおりそば。香り高くなめらかな食感です。)

 

◆農林漁業体験実習館 さんゆう◆

営業時間 9:00~16:00

定休日  水(水曜日祝日の場合は翌日)

金俣そば 土曜、日曜、祭日 10食限定 確実に食べたい方は予約をお勧めします。0234-72-4500