ジオパークが100倍楽しくなる展覧会!
こんにちは!りっきーです!
梅雨に入った遊佐町。鳥海山が顔を出してくれる日も少なく、ちょっと寂しい最近。
梅雨が明けたら思いっきり遊ぶぞ~~!なんて思っているのですが、野あそびに出る前におススメのイベントがあります!
そ・れ・は?
鳥海山・飛島ジオパーク展
◆開催日:7月13日(土)~8月8日(木)
◆時間 :9:00~21:00(月曜のみ17:00閉館)
◆場所 :遊佐町 生涯学習センター 3F展示室
◆料金 :無料・予約不要
子どもも大人も楽しめるイベントデー!
◆日程:8月3日(土)
◆内容:ジオパーク認定ガイドによる館内ツアー/楽しい実験タイム
◆場所:遊佐町 生涯学習センター 3F展示室
◆料金:無料・予約不要
(詳細はチラシをご覧ください。)
このジオパーク展を見に行ってから野に出たら新たな発見があること間違いなし!
「ジオパークって何?」という方から「もうジオパークのこと詳しいよ」という玄人のアナタまで楽しめちゃう、魔法のようなイベントなんです!!
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さて、今回はそんな気合の入ったイベントの準備の様子をちらりとお届け…
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企画が動き出したのは2022年。当時遊佐町地域おこし協力隊で鳥海山・飛島ジオパーク推進担当だった繁田久美子 元隊員の写真を中心とした展示が行われました。
(繁田元隊員はフォトグラファーを本職とされながら鳥海山・飛島ジオパークの認定ガイドとしてもご活躍されているスゴイ方なんです!)
当時の様子は、半澤元隊員が記事にしてくれて今るので、ぜひご覧ください。
(2022年の展示の様子)
好評だったジオパーク展は2023年も展示内容をアップデートし開催。
繁田元隊員の写真展示のほかにも、生き物の展示や文化など、地形・地質以外からもジオパークに迫った展示となったほか
ベテランジオガイドの皆さんによるイベントデーも行われました!
当時の様子は繁田元隊員のSNSから確認できます。
イベントの様子 (繁田久美子さん撮影)
そして、今年は3年目!
過去2年のジオパーク展をさらに充実させるべく4月から準備を進めてまいりました!
今回の見どころは3つ!
①繁田元隊員のジオパーク見どころ写真展!
②ワタクシ、りっきーが手掛けるウェルカムムービー!
③「鳥海山・飛島ジオパーク」長船研究員の生態系展示コーナー!
ひとつづつ紹介します!
鳥海山・飛島ジオパーク展の見どころ
①繁田元隊員のジオパーク見どころ写真展!
(フォトグラファー 繁田久美子さん)
まずは何といっても、ジオパーク展スタート時からの人気展示である「フォトグラファー 繁田久美子さん」の撮影したジオパークの見どころ(=ジオサイト)の写真展となります!
自分が行ったことのあるスポットでも、繁田さんがシャッターを切ると、あら不思議!
今までよりも魅力300パーセント増しのスポットの写真がそこにはあります。ファインダーを通して撮影された写真たちには自分では見えていなかったポイントも含まれているはず。新たな発見があること間違いなしです!
地域おこし協力隊として3年間ジオパークにかかわってきただけでなく、鳥海山・飛島ジオパーク認定ガイドもおこない、見どころを知り尽くしている繁田さんならではの写真は見ごたえ大!ぜひこの夏行ってみたいスポット探しにもご活用ください。
(展示の「魅せかた」)も熟考して設置してます!)
さらに、地形・地質だけがジオパークだけじゃない!ということで「文化」「祭り」などの写真も展示!年間通しての遊佐町の文化も垣間見ることができます。
工夫された展示の数々、ぜひ刮目しにいらしてください!
②ワタクシ、りっきーが手掛けるウェルカムムービー!
続いては、ワタクシが製作いたしましたジオパーク展の入り口で皆さんをお出迎えする動画です!
水の妖精「みじゅー」と物知りの「ちょーかいさん」がジオパークを案内してくれます。
我ながら3つの見どころに含めてしまうのは、なんともおこがましいのですが…(笑)
今回は結構「ディープ」な展示が多めとなっているので、「ジオパークってなに?」「どんな見どころがあるの?」という方向けの動画を製作いたしました!
もちろん撮影(一部素材を除く)・編集もすべてりっきーが行いました。
そして?
何やら議場でもある作業を…
いったい何やってるんでしょうか…?
そう、実は!
今回の動画のナレーションも行いました!まさに手作りの動画!!!
音を出す作業だったので議場で行っていたんですね。
(大変聞き苦しい個所もあると思いますがどうか目をつむっていただけると幸いです。)
鳥海山・飛島ジオパークのことをよく知らないよという方はぜひこちらの動画もぜひお楽しみください!
③「鳥海山・飛島ジオパーク」長船研究員の生態系展示コーナー!
最後は、「鳥海山・飛島ジオパーク」長船研究員の生態系をテーマにした展示コーナー!
(多忙な中ジオパーク展に尽力してくださった長船裕紀研究員) ※展示準備中もリモート会議に出席!の1枚です
日本の農村の風景や生態系を育んできた「ため池」。そんな「里地・里山」の重要な構成要素の一つである「ため池」が危ない!という問題に立ち向かおうと今回は「ため池の生態系」をテーマに 遊佐町内の実際のため池から採集した水草や生き物を展示しています。
生態系丸ごと展示とは、なかなか攻めた展示ですよね~!そんな展示用の水草採取に自分もついていっちゃいました!
=時はさかのぼり…=
7月某日…遊佐町内のため池を探しに山あいへ。
早速ため池発見!長船研究員はすぐにため池を見極め「ここには○○がいそう」「ここは★★が住んでいる」と解説してくれます。すげぇ…。
そして、躊躇なくため池に入ると、手際よく水草を採集!(地域の方の許可は獲得済みです。)
「浮遊植物」「浮葉植物」など、いろいろなワードが飛び出します。
自分の知らなかった水草の世界、面白い!
さて、ここではお目当てをゲットできたので…
藪をこぎ、次のため池へ…
と、この調子で町内のため池を回りました。
こちらのため池では「じゅんさい」の獲得に成功!
さらにこちらのため池ではメダカ(キタノメダカ)もget!
と、このように動植物を集めていきます!
日も傾いてきたので、僕は途中でおいとましましたがその後も水草の採集のために、足しげくため池に足を運んだという長船さん。
(水草も生き物なので会期直前に用意しないと元気がなくなってしまうそうです。)
なかなか気合の入った展示です!
そして、生態系の展示はもう1つ!
今回はさらに、松森胤保(まつもりたねやす)の両羽博物図譜と長船研究員自らが採集したという昆虫標本を照らし合わせるという超興味深い展示も!
松森胤保(まつもり たねやす)
1825年、庄内藩鶴岡に生まれ幕末には松山藩家老、明治維新後は区長、中学校長、県会議員として活躍。
東洋のレオナルド・ダ・ヴィンチとも呼ばれ、生涯で生物学・考古学・物理学・天文学・工学・音響学・建築・民俗学・人類学など多岐にわたる87部328冊の著書を残した。著書では、いかなる内容であっても文章で表現するとともに細密な自筆の絵を加えているのが特徴で、山形県有形指定文化財「両羽博物図譜」は、博物学において欧米と日本の学問の隙間を埋める役割を果たした。
「東洋のレオナルド・ダ・ヴィンチ」の存在さえも知らなかった僕はまずそこで衝撃を受けましたが…
両羽博物図譜はその精密さに驚かされます。
こちらも水草同様、当時の生態系を知る重要な資料というわけです。
なんて見ごたえたっぷりなのでしょう!
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さあ、今お話しした場所以外にも見どころはたくさんの鳥海山・飛島ジオパーク展!
8/8(木)まで開催中です!
さらに、8/3(土)には認定ジオガイドの皆さんによるイベントデーも!
(昨年開催の様子 撮影:繫田久美子さん)
ぜひ酒田花火大会のついでにお越しください!
りっきーもたま~に顔を出すかも…?
皆様のお越しをお待ちしておりま~す!
(文・写真(一部を除く):りっきー)
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鳥海山・飛島ジオパーク展
◆開催日:7月13日(土)~8月8日(木)
◆時間 :9:00~21:00(月曜のみ17:00閉館)
◆場所 :遊佐町 生涯学習センター 3F展示室
◆料金 :無料・予約不要
子どもも大人も楽しめるイベントデー!
◆日程:8月3日(土)
◆内容:ジオパーク認定ガイドによる館内ツアー/楽しい実験タイム
◆場所:遊佐町 生涯学習センター 3F展示室
◆料金:無料・予約不要
(詳細はチラシをご覧ください。)