鳥海山 SEA TO SUMMIT 2022
「鳥海山 SEA TO SUMMIT 2022」第10回記念大会 9/10(土)・11(日)
海・里・山のつながりに思いを巡らせながら自然を体感!
全国各地で開催している環境スポーツイベントで、「環境シンポジウム」と「アクティビティ」が行われ、海から山頂までを「カヤック」「バイク」「ハイク」の人力のみで挑みます。順位は競わず、参加することを楽しみ、完走を目指します。
今回3年ぶりの開催となり、天気にも恵まれた、10回目の記念大会になりました!
山形県と秋田県境にそびえる鳥海山。大会の中でも、最も過酷といわれる標高差2160mのコースを、皆さんなんと笑顔(^^)!でチャレンジしていたのが印象的でした。
1日目にはカヤック等の準備、開会式等が行われました。
スタート地点の西浜海岸です。モーターパラグライダーが気持ちよさそうです。
スナガニを発見、砂色の保護色で砂浜との一体感がすごい~。
カヤックの搬入場所へ。今回は2日間とも晴天予報でバッチリでした。(いつもあまり天気には恵まれていなかったのだそう。)
「開会式」と「環境シンポジウム」が鳥海温泉 湯楽里にて開催されました。
第1回大会から10回目までを振り返って等、鳥海山のエピソードの話で盛り上がる皆さん。
(写真左から)SEA TO SUMMIT連絡協議会理事長/モンベルグループ代表 辰野氏
◇◇◇◇◇◇◇秋田県にかほ副市長 本田氏 、秋田県由利本荘市長 湊氏
◇◇◇◇◇◇◇鳥海山 SEA TO SUMMIT実行委員長/NPO法人元気王国理事長 佐藤氏、遊佐町長 時田氏
山形県知事 吉村氏も大会にまつわるエピソード等の話をされていました。
スペシャルゲストで、俳優・タレントの金子氏のトークショーがありました。アウトドアでも活躍されてますよね。(皆さんで記念写真の撮影。)
最後に明日の大会説明で1日目は終了。明日のアクティビティ(カヤック、バイク、ハイク)が楽しみです!
2日目の「アクティビティ」、いよいよ5時30分~スタートです! 月が日本海に沈んでいきます。
事前にバイクの確認をする参加者の皆さん
スタート地点に集合し、名前を呼ばれ、順番にスタートします。
始めに「カヤック」で吹浦港内を2周します(約4km)。
風も穏やかで波もなく、良いコンディション。
カヤック気持ちいい~~!と皆さん。ルンルン(^^)と漕いでました。
いいなぁ~
漁船を発見、漁師さんはお仕事へ
朝日が鳥海山から出てきました!眩しい~~太陽の光ってすごい。
次々と「カヤック」ゴール!
「バイク」に乗り換え、登山口(5合目 標高1,150m)までレッツゴー(約21km)!
6時30分頃にはほぼ皆さん向かっていました。
繰り返すカーブを、皆さんものともせず漕いできます。笑顔(^^)ですごいです!
大平山荘(4合目 標高1,000m) 給水所があります。
さすがに歩いている参加者の方もいました。ずっと登りですもんね!
鳥海山はバイクもきついですが、その後の登山もきついのだそうです。バイク後のガクガクの足での登山が体にくるそう。(ひぇ~~)
鉾立駐車場にて「バイク」をゴール(5合目 標高1,150m)。
最後の「ハイク」スタートです(約7km)!(8時頃の様子)
雲一つない、いいお天気!雲が多い鳥海山、晴れて良かったですね~(奥のピークが山頂)
いい眺めだねぇと、景色を楽しみながら進んでいく皆さん(^^)
石畳の登山道が続きます。
振り返って見ると、鉾立駐車場とにかほ市(秋田県)が見えました。
反対側には遊佐町が。真ん中より右側に見える砂浜が西浜海岸(スタート地点)です。
登ってきましたねぇ!
し、しかし雲一つない = 晴天= 日陰ない = あ、暑い!
高度が上がるにつれ、涼しい風が吹いてきました。なんとか暑さをしのぎます。
にかほ市が小さくなってきました。
賽の河原(6合目 標高1,520m)
開けた所で景色が良い休憩スポットです。
ここからが鳥海湖までの登りが続く、頑張りポイントです!所々に咲いていたリンドウで和みます。
皆さん頑張って~ここが鳥海湖までの最後の急な坂道です。
「あと少しですよ~」「あと10分?」「まだあります」「やっぱり(笑)もっと応援して~」「頑張って~(^^)」
急坂と暑さでだいぶまいってきている様子の皆さん。
登りきるとこんないい眺めが待っていますよ!奥のピークは稲倉岳。
パノラマが広がります。
今度こそあと少しですよ~。
御浜小屋(7合目 標高1,700m)
鳥海湖と山頂が見える人気休憩スポットです。
山頂がくっきり見えていますね~ここからが本格的な登山のスタートです。
ここでタイムアウト(10時30分)になる方がいらっしゃいました。(ハイクはポイントでの時間制限があります)
鳥海湖(標高1,590m、直径約200m、水深約4m)
花が終わりドライフラワーとなった植物たちもいいですね。
もはや追いつけず、参加者の皆さんは遥か向こうに。既にゴールされた方がいらっしゃるという情報がありました。鉄人ですね!
せっかくなので、山頂がもう少し見える所まで行ってみたいと思います。扇子森を登ります。
御浜小屋が眼下に見えます。(一番左のピークは笙ヶ岳)
鳥海湖もさっきと見える角度が違ってきました。
扇子森(標高1,759m)を登りきると、山頂が近くなってきました。今日はここまでとし、下山することにました。
ゴールは山頂の鳥海山大物忌神社です(標高2,160m、タイムアウト13時00分)!
まだまだここからがあるんです。鳥海山恐るべし。絶景も続くのですが、登りがさらに大変になります。(この写真は御田ヶ原から渡辺隊員が撮ってくれました、Thanks☆)
早くも下山してきた参加者の皆さん(12時30分頃)。
お疲れさまでした!!ゆっくりお休みくださいね。あ、閉会式・抽選会がありましたね~。
ハクサンイチゲやハクサンフウロ等々、まだお花が所々に咲いていました。
バッタやトンボもいましたよ。
皆さんと一緒に登れて楽しく、いい大会となった2日間でした!ありがとうございました。
10月上旬頃~紅葉も見頃となります。鳥海ブルーラインには展望台もあるので、ドライブもおすすめです!鳥海山へレッツゴー。
紅葉の過去記事はコチラからどうぞ