第2弾DIY講座!カビ床との戦い。③

2018-10-12

/ by kanae

こんにちは。定住促進担当、空き家再生し隊のカナエです(^o^)

遊佐町にある多くの空き家を活用し!移住者やUターンの方のナリワイ拠点の場所をつくる、そして居心地よい遊佐町をみんなでつくる『空き家再生地域おこしプロジェクト』の活動をしています。

 

しかも空き家をできるだけ自分たちのチカラで!(出来る範囲で)

=DIYで!使えるようにしたい!(愛着ある場所になる)
・・・・・でも、やり方がわからない!

そんなこんなで、空き家再生のためのチカラをつけようと

優しい大工さんの協力のもと「DIY講座第2弾」を開講しました(^o^)

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これまでの2回の講座では、こんな感じの湿気とカビで朽ちた床や。。。こんな感じのキラキラ~~~な壁を大工さんにご協力いただき!みなさんと一緒にここまで改修しました!!

DIY講座①~カビカビ床改修編~』 『DIY講座②~きらきら壁改修編~

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そして今回はDIY講座③「フローリングはり ~エアタッカー編~」!!

またまた出ました~~~エアタッカー!!!

これでバシバシ フローリングを固定していきます。

・・・・・が、「そんな道具を持たない人はどうしたいいのだーーーーーーー!!!」という問題がありますよね。

そんなひとのために・・・「フローリングはり ~ぽんち編~」もありますっ!!!!!

これは必見!!すごく勉強になりました!!!!(実際手を動かすともっと勉強になります)

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さて、まずは仮床として敷いていたベニヤ板を、フロアが2列ほどはれるくらい片付けます。

見えてきたこの青い板は断熱材なのです。これに上がると底ぬけてしまうので要注意><

(落ちる人はだいたい決まっていると大工さん・・・わたしかっ!?;;)

・・・・・・・とドキドキしながら、床はりスタート!!

まず部屋の中心を出し、そこから何枚フローリングが置けるかを計算していきます。

そうすると部屋の両端のフロア幅がきれいに同じになるのです!!!!

・・・・・・・っと言ってもイメージがつかめない方のために図を。。。

流れを説明しますと、お家は必ずしもまっすぐではありませんので、それに合わせてフローリングをカットして床をつくっていかなければなりません。

大げさな図ですがフロア板の不用な部分(黄色いところ)を計算しカットします。

そうしたらもう一方の辺も「曲尺-カネジャク-」で曲がり具合をたしかめ、カットしていきます。

次にDIY講座①でつけた板足(根太)に、木工用ボンドをつけフロア板をペタリ。

しっか板を壁に詰めたら、エアタッカーまたはフロア用の釘でとめて。。。完成!!!

これを繰り返す感じです。

※気をつけねばならないのは、フロア板同士の接続!凸と凹を間違えたらアウト。接続部分がないのでくっつかなくなってしまいます~~~;×;

フロアの凸凹側面図がこちら↓↓

では、さっそくやってみましょう~~~~

まずは①長辺の傾きを測り、フロア板を丸ノコでカットしていきます。

曲尺で傾きを測ったら、

このようにまっすぐに床がはれるような基準線をつけます。それに合わせフロア板をカット!!

青空ひろがる作業スペース!!気持ちいいね~~~(笑)

サイズを測り  まずは長辺をカットします!こんな長いと集中して息するの忘れそうになります(笑) そして・・・・・・・

いい感じにきれいにカットできました!!!!

次に②短辺の傾きを測り(曲尺で見るとこのくらい曲がっているとわかる!)

フロア板を丸ノコでカットします。

長さは板足の真ん中に乗っかる様に!↓↓↓

そうしたら木工用ボンドをちょんちょんっと、板足(根太)につけます。※フロア用の「根太ボンド」というものもあります。今回は木工用を使用。

しっかり接着!!!!!

位置が決まったら・・・・いよいよフロア板をとめますぞぃ!!!

まずは大工さんのプロ道具『エアータッカー』編!!!!

空気の圧力をためて、針を発射する仕組みのエアータッカー。つまり空気砲かな??

ボンドでとめたフロア板がずれないように、しっかり体重をかけて固定します!

そうしたらフロアのわずかな隙間をねらって「バシュッ!!!」っと狙い撃ち!!打つ場所は、板足のあるところです。

一枚目いっちょあがり!!!!

続いて、お隣のフロア板も傾きを測りカットしていきます!

ここで注意せねばならないのが、接続部分の凸凹!!壁側がどっちなのか、相手は凸か凹か、しっかり確認するのが失敗しないコツなのです。

確認し長辺短辺カットしたらボンドを板足につけて、ちょっと長めの木でフロア板をしっかりつめたらタッカーで固定して・・・

一列目完成です!!!

次の二列目は、一列目の最後切れ端を使います。

その次は新品のフロア板を使い~~~という感じで進めていきます。

※長さは板足の真ん中に乗るように!さらに前列の板の真ん中に切れ目が来ます。↓↓↓

測って~~~~

切って~~~~~~

ボンドつけて~~~~~

とんとん~~~~~~~~~

 とんとん~~~~~~~~~~ しっかりとんとん~~~~~~!!!! フロア板をとめて~~~~~~~とってもいい感じ!!!!っとその時・・・・・・・・「ずぼっぅ」。。。。

(゜д゜)(゜д゜)(゜д゜)(゜д゜)(゜д゜)(゜д゜)(゜д゜)(゜д゜)(゜д゜)!!!!

あーーーーーーーーー!!!!!!!!

穴・・・・・空いちゃった。。。現場は危険だらけなので気をつけましょう!!!!!

(穴はちゃんと直しました。)

そんなこんなで、半分はエアータッカーで仕上げました!

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もう半分は、、、機械を持たないみなさまーーーーお待たせしました!「フローリングはり ~ぽんち編~」を紹介します!

つまり手作業で「フロアネイル」という釘・トンカチ・ポンチ(長い釘)を使ってフロア板をとめていきますよ!!長い釘は先端をつぶして、打つとき安定する様になっております。

今までと同様、カットしボンドをつけフロア板を固定する準備をします。

準備が整ったら板足のある、板の凹の隙間にフロアネイルを打っていきます!!

はじめは「ちょんちょん」ととめたい場所に刺すような感じで。

場所や角度が決まったら「トントン」とフロア板に触れる手前まで打ちます。

〆にポンチまたは長い釘をフロアネイルの頭につけて、とどめに打ち込み

・・・・・・完成!!!このくらい打ち込まないと次の板が入らなくなるのでしっかり仕上げましょう!

板足がはしっているところ全部に打っていきます。

意外とスイスイ進む~~~~!!!床はってます感がありますね!!

やってみてわかったのですが「ポンチ」は長い釘のほうが打ちやすいのです!これも大工さんの知恵。あるものをうまく利用できる大工さん、カッコよいですね!!!

DIY講座に参加された方々も「おお~」「すごい~」「へぇ!こうやるんだ!!」など、感動の声を上げながら真剣に挑戦していました。プロの機械と、ポンチをつかった手作業の方法を学べるなんて贅沢だなぁ。。。

そして最後のワンピースはこれまた難しく。。。。

だましだましで体重かけたり、コツコツ入れて。。。。。

で・き・たーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

最後の一列はギュウギュウで浮いてくるんだそうで、24時間床に乗って押さえているわけにはいかないわけで、、、

木材を壁にビス止めし、床にも置いてその間に切れッ端をギュウギュウに挟めると・・・・・

手づくり圧縮マシーンの完成です!これがあれば安心して眠れますの(笑)

出来た床はこちら!!!

あのフカフカ~カビカビェな床が幻のよう。。。;;

「歩ける床」。幸せですね。みなさん、ありがとうございました!!

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次回はいよいよ最終回!!!

DIY講座④「パテと壁紙はり編」をお送りします~お楽しみに!(^o^)