第5回DIY講座 in 広野 ③完!
第5回DIY講座 in 広野のリポートもいよいよ最終回!!
勇気と冒険!床の補修講座の様子+おまけをリポートします(^o^)/
前回の様子はこちら!【 ②漆喰塗り編 】
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こんにちは。定住促進担当、空き家DIYしてます隊のカナエです(^o^)
①会場準備と天井塗装
②砂壁落し
③漆喰塗り
④部分的にフカフカする床の補修
⑤障子と襖はり
②~④はDIY講座。①⑤はセルフ。その様子をリポートしていきます!
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見た目はなんともなさそうな床ですが、歩くと所々がフカフカ。。。
はらはらしながら歩かねばなりません(((´д`;)))
しかも、けっこう立派で奇麗なケヤキの板のようなので、このまま活かしたい!とDIY講師の大工さんに相談したところ・・・なんとそれが簡単に出来るとのこと!!!
私が住んでる家の床もたわんで困っていたので、喜び向かった現場は・・・・・・・
床の補修講座に、「勇気」と「冒険」ってどういうこと??と疑問を持ったみなさん(゜く゜)
こういうことです。(゜く゜)
そう、簡単に床のたわみを直す方法とは「床下にもぐって、板の裏から補強する」だったのです!!!(笑)
床下から、厚めのコンパネを接着剤で付け、コンパネの両端に木を当て、インパクトドライバーでしっかり止める作戦です!!! 床下の世界は、どうなっているのでしょうか。。。。(´д`)地下の生物が、うじゃうじゃ・・・してるかなぁ。
・・・と、私の不安もなんのその!勇敢なDIYメンバーが、積極的に潜っていきます!!!雨にも汚れにも強いヤッケに、マスク、手袋、そしてヘッドライトはモン○ルを装着し、、、いざ出陣!!!!「チカノセカイハ スナガ シットリシテテ マルデ ウォーターベッド ミタイ」・・・はっ(゜д゜)
地下の世界は、想像とは違いとても奇麗でした!「床下は奇麗にしておくのが基本。」と先生が教えてくださいました。なるほど!汚れていると、そこから何かがウヨウヨ発生して・・・床下から・・・・なんてこともあり得ますからね。
大きなクモたちがたくさん住んでいましたが、大人しく。箒を片手にやさしく前進。
ずっと這いながら作業をするので、下に御座やダンボールを敷くと行動しやすいです。
あと照明は煌々と灯せばこわくありません!^^;
地上チームは、フカフカする部分を伝える大事な役割があります!!
床をコンコン叩いたり、「ここ!ここだよー!」と地下に声をかけて場所を教えます。 また、床を押さえるためカットし接着剤をつけたパネルを準備します。パネルは、床の幅より少し小さくカットするのがコツです!準備したパーツを地下チームに送り届けます!寝っころがりながら、板をはりつけ押さえつけたまま、止め木と板をビスで打って完了です!!。。。。砂が目に入ったり、なかなかアクロバット体勢でキツイ作業でした。wひとり、ひとりと地下の世界へ~~~~また、所々めくれているところが・・・先生が持ち上げると、なんと!一枚板だと思っていた床は、薄いケヤキの層がある「合板」だったのです!!!(堅い木をこれだけ薄くカットできる技術にも驚きました) 浮いている板は持ち上げ、接着剤をつけたヘラでたっぷり塗っていきます。その個所を押さえるための木板を用意し、「押さえ釘」という緑色のちいさな画鋲を打って、
浮かないようにしっかり接着させます。 はみ出した接着剤は、すぐに拭こうね!^^じゃーーーーん!!こんな感じで、一日おきます。(熟成)他の箇所もしっかり接着しました!!
— 次の日—
ペンチで、押さえ釘の頭をつかみ引っこ抜きます!(たまに頭だけとれることもありますが、大丈夫!笑)
完成した床はこちら!!!!! ぴかぴか!床が喜んでるようですね~。ちゃんと自分の重力を受けとめてくれている安心感・・・(*´д`*)ほっ トイレに続く床も、けっこうたゆんでいたので補修!!今回は、玄関~トイレの廊下を合わせて10箇所以上補修しました。DIYメンバーの勇気に拍手です!!!
長い時間が経つと、接着剤はどうしても弱まってしまうもの。「もうダメだ~」とあきらめがちですが、意外と少し手を加えれば直せるものなのですね。床下にもぐるのは、ちょっと勇気が必要です。挑戦される方は、2人以上で様子をみながら無理のないように行いましょうね!(※家によって床下環境は異なります。)
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— 【おまけ① 障子はり】 —
ここ広野地区はカメムシが大勢やってくる場所のひとつ。障子が汚れているので、張替えました。
くたびれた古いお家は、まずは障子を張りかえることをオススメします。とっても明るい雰囲気になりますよ^^
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— 【おまけ② 襖はり】 —
DIY講座で改修していくと、浮いてしまう個所が見えてきます。・・・・襖が、しょっぱい。雰囲気は好きだけど(笑)
そこで襖も張りかえることに!ホームセンターでは、「のり付」「のりなし」「アイロン」など色んなタイプの張り方があります。
今回は障子ののりがあったので「のりなし」=自分でのり付して襖を張りました。
①古い襖紙は霧吹きで湿らせ、お好み焼きのヘラのような道具(スクレーパー)で削り落とします。
②はじめは襖紙に、水で薄めた少しとろみのあるのりを全体に延ばし馴染ませます。2分ほど置いたら、「こってりめ」に作ったのりを直接襖戸の端・真ん中につけて紙を張りつけます。
③刷毛で空気を出し、専用の定規と竹の道具で角をつめ、カッターでカットして完成!!(刃は常によく切れるように、小まめに折り新しくしましょう)じゃじゃーーーーん!!!すごくいい部屋じゃ!!!!(;ω;)
襖紙の説明書を読みながらの、我流なので近くで見ると荒い部分はありますが、
「やる気があれば、なんでもできる!!」ってことです(笑)
あ~~~~素敵なお家(*´д`*)
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みなさんいかがでしたでしょうか??
お家のメンテナンスって大事ですね。ちょっとやる気を出して手を加えれば、こんなに住みやすい環境をつくることができるのです!
砂壁落しから漆喰塗り・床の補修・障子・襖はりなど行いましたが、約1ヵ月の日数でここまで改修できたのは、
優しい地元の職人さんと素敵な仲間の「キモチ」と「チカラ」が集まったからです。一本の矢より二本の矢!色んな人たち、たくさんの楽しい想いを込められた場所は、これからも永く愛されるものとなるでしょう!(なればいいな。)
参加&応援してくださったみなさんありがとうございました!!!(^o^)
・・・そして、いよいよ最後の空き家再生地域おこしプロジェクトが動き出しています!!
再生3店舗目は、海香るお祭り街『吹浦』!!!!今後ともよろしくお願いしますmm