続・お味噌の仕込みがはじまりましたよ
以前の投稿では、お米と糀菌が仲良く袋に入ったところまでお伝えしていたお味噌の仕込み。
次にその袋を開けるときにはどんな姿になっているのか楽しみにされていた方も多かったのではないでしょうか。
(前回の様子については → → → こちらをどうぞ)
それでは、続きの様子をご紹介させていただきます。
今回見学させていただいたのは、
温度管理された室に寝かせていた糀菌を混ぜたお米を袋から出して、
塊になっているところをほぐしたり、
広げて、畑のうねを作るようにしてみたり、という作業。
「これはね、温度を下げてるところなんだよ」 と教えてくれました。
前回の作業でお米にふりかけられた糀菌は、お米を栄養にしながら増えていっているそうなのです。
確かにお米のまわりに白いものが付いていて、食べてみると甘酒のような味がする!
その活動の中で熱を出すそうなのですが…、
残念ながら、
自分が出した熱だというのに、
その温度が上がりすぎてしまうと活動が止まってしまうため、
朝、昼、晩と、一日に数回この作業をして、
糀菌が活動しやすいように温度を下げたり、
まんべんなく糀菌が増えていくようにしているそうです。
袋の上からそっと触らせていただいたのですが、けっこう温度が高いと感じました。
なんと50℃近くまで温度が上がるようです。
別の袋にも同じように
糀菌と一緒になったお米を袋から出して、
塊をほぐしたり、広げたりしながら温度を下げる作業をしていきます。
この日の作業はひとまずここまで。
もう一晩ゆっくりしてね~ (^ ^)。
こんなに手間と時間をかけながらなので、とってもかわいく感じてきます。
さぁ今度は、いよいよお味噌の仕込みに入りますよ!
つづく。