第2弾DIY講座!カビ床との戦い。②
こんにちは。定住促進担当、空き家再生し隊のカナエです(^o^)
遊佐町にある多くの空き家を活用し!移住者やUターンの方のナリワイ拠点の場所をつくる、そして居心地よい遊佐町をみんなでつくる『空き家再生地域おこしプロジェクト』の活動をしています。
しかも空き家をできるだけ自分たちのチカラで!(出来る範囲で)
=DIYで!使えるようにしたい!(愛着ある場所になる)
・・・・・でも、やり方がわからない!
そんなこんなで、空き家再生のためのチカラをつけようと
優しい大工さんの協力のもと「DIY講座第2弾」を開講しました(^o^)
現場は、湿気でやられカビ臭香るフカフカの床と、よくある(らしい)キラキラがまぶされた砂壁の6畳間のお部屋。
ここで「①フカフカ床を新しくつくりなおす」「②キラキラな壁をDIYする」の二本立て講座を行いました!
鼻にツンとくる匂い・・・たまらぬお部屋でしたが・・・・・・(;-;)
1回目となる9月9日の「DIY講座①」ではフカフカ床を新しくつくりなおしました。(詳しくはこちら)
臭いと湿気と戦い、炭で顔を黒く染めながらの奮闘DIY!!なかなかやりがいがありました。
そして9月13日は「DIY講座②」壁紙がはれる壁づくり!!
遊佐町の昔の家にはよくあるらしい、キラキラ~な砂壁。ぽろぽろと落ちるくらい古くなっていたのでベニヤ板をはって壁紙をはれるように改修していく方法を学びました。
まず、床が底ぬけてしまうので・・・ベニヤ板を敷き自由に歩けるように準備。
厚みのあるベニヤ板を仮床にします。やっとこ壁づくりスタート!!!!
部屋の柱は大体ゆがんでいます。板なんてそのままスッとはれるものではありません。。。曲がりに合わせてつくりたい。。。そん時に活躍するのが・・・曲尺!!!
ご覧下さい!下の方・・・柱とベニヤの間に隙間があるのわかりますか??こんな感じで柱が曲がっているのです。
そんな時!曲がりに合わせて壁をつくるために役立つのが曲尺です!!この道具は使いこなせば、家一軒くらい作れちゃいそうなくらい、とっても万能な道具なのです。
曲がり具合を測り、その分をカットし合わせていきます。(・・・ここ測りカット間違い多い)
さらにコンセントに当たる部分もカットします。
いい感じ~入るかな??
次に壁紙をはった時にきれいに仕上がるよう、板同士が接する角をカンナで削っていきます。
斜め45°くらい。
・・・・『え、、、なぜ!?』
・・・・それは壁紙をきれいに仕上げるため!この溝をつけることによりベニヤ同士がぎりぎり合わさってもソリ(サカむけみたいな)が出来ずピタッと平らな壁にすることができるのです。
いよいよカットしたベニヤ板をはりつけます。
木工用ボンドをすぅ~~~~~~~~~~~~~~ すぅ~~~~~~~~~~~~~~ すぅ~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~っと周りにつけまして壁にぺたり。
そうしたらぐっと押さえます。
今回は大工さんのスーパー快適道具「エアタッカー」を使用!
エアタッカーは「コの字」の針が空圧でバシッと止められる仕組みです。
これを使ってまずは上の方から固定していきます。
周りも順々に。
そうしたら真ん中も印をつけて止めていきます。
これで壁のできあがり!!!!!!
・・・・というように感じで次々と作っていきます。
測って~切って~
カンナかけて~
ボンドつけて~
バンバンとめていく。
これを繰り返していきます。
『エアタッカーがない人は??』
そうですよね!!一般の方はそんな道具を持っていません。。。
そんな場合は釘でかるく壁を打って、下地を探しベニヤ板を固定していきます。
「スポッ」と抜けたらそこには下地がないので、全然板をとめることができません。
下地は手ごたえを感じたところにあります!それを頼りに印をつけて探し、ビスでしっかりとめれば壁が作れますよ~(^o^)
さて、着々と進んでいましたが・・・・・わずかに入らない部分がでてきました。
こんなときはカンナでちょっと削ります。微調整もしつつ、時には大胆に進めていきます~
下の面がはり終わったので上も同じく。カットして壁をつくっていきます!!
これ、ぴったり入ると最高気持ちいいんですよね(笑)
そうして出来た壁はこちら!!!!!!
キラキラ~な壁がきれいに整いました。臭いもなくなりいい感じ!!
板同士が接する部分の溝に「パテ」という溝埋め材を使い平らにして、ようやく壁紙がはれるわけです。
暮らしの中にある壁って、いろんな種類ありますがどんな手間や工夫があるのかな・・・と壁を見ると考える今日この頃です。
次回DIY講座③では
「フローリングはり ~エアタッカー編とぽんち編~」!!!
お楽しみに~~~~(^o^)/