赤く小さく夏を告げる
こんにちは、最近「まだまだ学びが足りないな〜」と反省中のトミーです。
皆さんご存じかもしれませんが、遊佐町・白井新田には ハッチョウトンボの生息地 があるんです!
https://www.town.yuza.yamagata.jp/archive/contents-283?q=%2Farchive%2F281
このハッチョウトンボ、実は 山形県の準絶滅危惧種 に指定されていて、
さらに 遊佐町の天然記念物 でもあるんですよ。
🌟ハッチョウトンボってどんなトンボ?🌟

見た目はとってもキュートなのに、じつはなかなかのレアキャラ!
ハッチョウトンボは、日本で一番小さいトンボで、なんと全長はたったの 2センチほど。
小さすぎて、葉っぱの陰に隠れちゃうともう見つからないくらいです(笑)
生息地は、湧水がにじむような湿地や湿原。
水がきれいで、ほどよく草が生えてて、あまり人の手が入っていない…
そんな“ちょうどいい”自然が、ハッチョウトンボの理想の暮らし場所なんです。
🌿オスは真っ赤な体で縄張りをウロウロ。
🌿メスは草の影にこっそり隠れていることが多いです。
短い夏の間に、羽化して、恋して、命をつないでいく――
そんな儚くも力強い生き方が、たくさんの人の心を動かしてきました。
毎年7月の週末には、一般公開される視察会も開催されていて、
湿地と湧水の自然に包まれながら、小さくてかわいいハッチョウトンボに出会えるチャンス!

その魅力にどっぷりハマったトミーは、ついに…
「ハッチョウトンボ保護の会」 に参加することにしました!
ハッチョウトンボ保護の会 鶴岡視察研修

そして、7月24日(木)には、保護の会の皆さんと一緒に研修会で 鶴岡のタキタロウ館 へ。

あの伝説の魚・タキタロウにもご挨拶してきました!(笑)

さらに近くには、大鳥自然の家(鶴岡市社会教育施設) もあって、
自然の中で「体験すること」から学べるネイチャーワールドが広がっています🌿

子どもも大人も、思わず童心に返ってワクワクできる場所です!
タキタロウ館での研修のあとに向かったのは…

清流・東大鳥川のすぐそばにある、なんとも神秘的な手つかずの湿地。

実はここ、最近ハッチョウトンボが発見された場所なんです!✨
マイクロバスに揺られながら、湿地のすぐ近くまで入っていくと、広がるのは一面の自然の絨毯。
これぞ、まさに“ナチュラルパラダイス”!
この場所の管理をされているのが、大鳥地区村づくり推進協議会さん。
地権者さんのご理解のもと、杭とロープを設置して保護活動を始めているそうです。ありがたいですね…!
「この湿地を、未来のハッチョウトンボの聖地にしたい」
と語るのは、大鳥地区村作り推進協議会、鶴岡市大鳥自然の家所長 佐藤幹雄さん。
その想いを受けて、私たちハッチョウトンボ保護の会メンバーも湿地をじっくり視察👀

「ここにもいるかも?」「この植生はいいね!」なんて話しながら、意見や気づきを交わし合いました。
最後には大鳥地区村づくり推進協議会さんから記念に1枚とって頂きました。

人の手がほとんど入っていないこの場所が、
これからハッチョウトンボの新しいふるさととして育っていくといいなあ…と、心から思いました。
小さな命がつなぐ、大きな自然とのつながり。

ハッチョウトンボを通して、湿地の魅力、湧水のすごさ、
そして“守りたい未来”を、たくさんの人と共有していけたら嬉しいなと思います😊 by トミー