遊佐アニマルに会いに行ってきた!

2025-07-23

/ by toyomi

毎日暑いですね。暑すぎて食欲が減り、ちょっとだけ痩せたトミーです。

2025年7月13日、遊佐町生涯学習センター3F展示室で開催中の「ユザ・アニマルズ展」の初日に足を運び、展示と解説をじっくり見学してきました。その様子をレポートします。

今年の鳥海山・飛島ジオパーク展は
「生きもの」が主役!

このイベントは毎年恒例の「鳥海山・飛島ジオパーク展」の一環として開催され、
今年のテーマはズバリ「生きもの」。
地質や歴史だけでなく、生態系や人とのかかわりまで多角的に掘り下げられており、
展示全体から命の息吹が感じられます。

企画を担当したのは、遊佐町地域おこし協力隊の渡辺力さんと鳥海山・飛島ジオパーク研究員の長船裕紀さん。


初日にお二人にお会いし、準備の裏話を聞くことができました。展示準備は毎晩遅くまで続き、大型パネルのサイズが思ったより小さくなってしまうハプニングもあったそうですが、「鳥海山・飛島ジオパーク研究員の頭の中をそのまま“アニマル主役”の展示会にしたい」という強い思いで作り上げられたとのことです。

 

遊佐町の生きもの大集合!

鳥海山をはじめ、海、川、里山に生きる動植物たちが勢ぞろい。美しい写真と共にわかりやすく一覧展示され、会場に入ってすぐ左側のコーナーで壮大に迎えてくれます。

遊佐町の地図と動植物がひもづけられており、「ここに行けばこの生きものに出会えるかも?」と散歩に出かけたくなる展示です。見終わる頃にはちょっとした“遊佐町生きもの博士”になれますよ。

 

圧巻!遊佐町ジオラマ展示

高橋正治さん(五日町)手作りの遊佐町ジオラマは必見です。飛島まで再現されており、地形や田んぼ、建物まで細部にわたって遊佐の町並みが忠実に表現されています。

じっと見つめていると、まるで自分がこの小さな遊佐町の中へ入り込み、歩き出してしまいそうな感覚になります。

 

縄文時代と現代の自然が交差する空間

奥の展示コーナーには、遺跡から出土した土偶や土器、石器、縄文犬の骨などが展示されています。全国的にも珍しい、動物と植物の遺物がそろって発見された「小山崎遺跡」の展示です。

近くには丸池様や牛渡川があり、清らかな湧水と森の恵みに支えられながら、この地で縄文の人々が豊かな暮らしを営んでいたことが伝わってきます。当時の風景に思いをはせながら展示を鑑賞してみてください。

 

あなたも“研究者”になれる調査マップコーナー

地域住民参加型の調査マップコーナーも設置されています。

アメリカザリガニやウシガエルが特定外来生物に指定されていることをご存知ですか?
近年、これらの生物が水辺の生態系に大きな影響を与えていることが分かっており、ペットとして飼うことは可能ですが、野外に放すことは禁止されています。私たちの豊かな水辺を守るためにも、正しいつきあい方を知ることが大切です。

もし町内でアメリカザリガニやウシガエルを見かけたら、
ぜひ展示会場に設置している地図に印を付けてお知らせください。
あなたの一つの情報が、生きものたちの未来を守る大切な一歩になります。

 

躍動感あふれる写真が目を引く

会場には、鳥海山・飛島ジオパークの長船研究員と、元地域おこし協力隊の繁田さんが撮影した生きものの写真がずらり。どの写真も躍動感にあふれ、美しさに思わず見入ってしまいます。

 

貴重!!!動物の骨に実際触ってみよう。

五感を使って学べる貴重な体験。生で動物の骨に触るチャンスってなかなか無いです。是非、自分の目と手で確かめてほしいです。私はちょっと怖くて触れなかったです。

 

ここだけの限定!オリジナル缶バッジプレゼント

来場者限定で、鳥海山・飛島ジオパークオリジナル缶バッジをプレゼント中!
ここでしか手に入らない限定デザインで、ジオパークの魅力がぎゅっと詰まった缶バッジです。ぜひこの機会にゲットしてください。

「ユザ・アニマルズ展」は、
遊佐町の自然や歴史、生きものたちを知り、未来につなげるための大切な学びの場です。
遊佐町の生きもの、気づきがいっぱいです。自由研究にもお役になれるはず。
まだまだ間に合います。
そして、今日ジオパーク協議会に問い合わせたところ、また展示がリニューアルしたそうです。
是非!!!足をお運びください。

「ユザ・アニマルズ展」
【会場】 遊佐町生涯学習センター3F展示室
【期間】7月2日㈫~8月3日㈯ 9時から21時まで(月曜日は17時まで)

ぜひ会場で、遊佐町の自然の魅力を体感してください!           by トミー