だんご木飾り作り

2022-01-05

/ by kaori

今度、“だんご木飾り”をするよ、と声をかけていただきました!

遊佐地区の八日町で、なんと40年続いている行事なんだそう。子供会と笑和会(老人会)との交流を兼ねて行っています。子供たちとご近所の方との交流の場があるっていいですね!12/19、公民館へ雪の舞う中を向かいました。

 

(遊佐地区・・・町役場や遊佐駅がある住宅エリアから、滝がある山間部エリアまでと幅広く自然も豊かな地区。住宅エリアは、掘れば出てくるという位湧き水が豊富。)

だんご木飾り:ミズキの木に、丸めただんごや縁起物の飾りをつけて、家の神棚や大黒柱に飾る小正月1/15の伝統行事。五穀豊穣を願います。

まずはおもちを準備。去年はコロナ禍でできず、2年ぶりの開催だそう。今年は無事できてよかったです。(感染防止対策として、肉餅のふるまいはないそうです)

こうするんだよと実演中。ミズキはみんなで飾る用に大きいものを取ってきて、団子が差しやすいように枝の先の新芽を取ってあります。

おもちを丸めた団子を次々にさしていきます。

もくもくと集中してつけていく中島隊員(写真右)。遊佐高校の地域みらい留学生も参加しました。私もですが、初めて見る行事に興味津々、せっせとだんごをつけます。

 

地域みらい留学生:都道府県の枠を越えて地域の高校に入学し、充実した高校生活をおくる高校進学の新しい選択肢。遊佐町では遊佐高校で受け入れています。https://yuzako.com/

老若男女が一緒に飾っていきます。なんかほんわか~。意外と枝がたくさんあるのでつけ漏れがないか見ていきます。

八日町では折り紙の飾りをつけて完成です!公民館の神棚の横に飾ります。

周りがパッと明るくなっていいですね!!

とっても華やかです。冬の時期にきれいな飾りがあるといいですね。

飾った後は取り外して、焼いたり揚げてあられにして食べるそうです。乾燥して昔は保存食にもなっていたそう。お米を大事にする先人の知恵ですね。八日町の皆さん、ありがとうございました!