春に色づく4月の遊佐町

2025-05-15

/ by shumpei

こんにちは、ぺいたんです!

 

5月に入り、新緑や田植えされた稲によりまちに鮮やかな緑色が広がっているこの頃の遊佐町。

徐々に初夏の陽気も広がってきました。

そんなタイミングではありますが、4月、桜や菜の花の開花とともに春を迎えた遊佐町の風景を記録として残したく、みなさんにご紹介したいと思います!

 

実際に4月の遊佐町を目にしていた方もそうでない方も、ゆっくりと春の余韻を楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

┃春の足音 ─4月初頭

 

4月初頭、少しずつ桜の蕾がほころび、春の訪れを感じます。

撮影:2025年4月7日@八ツ面川沿い

撮影:2025年4月9日@当山森ノ下

 

桜の開花は、町内でも場所によって差はありますが、4月の1週目はまだ多くの場所で5分咲きといったところでした。

 

┃満開を迎える桜 ─4月半ば

 

今年の遊佐町は、桜の見ごろが4月中頃に1週間強続きました。

去年は桜の見ごろが2日間ほどだったという声も聞いたので、今年は桜を長めに楽しめるラッキーな年だったのかもしれません。

撮影:2025年4月14日@中山河川公園

 

中山河川公園は、遊佐町の中でも特に人気の高い桜の名所。

その盛りの様子を上から見るのもまた壮観でおすすめです♪

撮影:2025年4月17日@中山河川公園

 

4月の遊佐町はまさに三寒四温で、雨が降る日も多かったですが、満開後の雨にも負けず桜は見ごろを保っていました。

撮影:2025年4月15日@遊佐町役場付近 4月にたくさん見られた曇天の空

 

┃各所で咲き誇る花々

 

遊佐町の春は本当に色彩豊かで、町のどこに行ってもきれいな草花が目を奪っていきます。

 

町の中心部を流れる八ツ面川沿いに、多くの桜が咲き誇ります。

撮影:2025年4月17日@八ツ面川沿い

撮影:2025年4月17日@八ツ面川沿い

 

八ツ面川沿いの桜は、夜になるとライトアップされるのもまた幻想的な見どころです。

撮影:2025年4月19日@八ツ面川沿い

 

桜と並び町の多くの場所で色を挿す、菜の花(セイヨウアブラナ)。

撮影:2025年4月17日@野沢大門

 

鳥海山とのコントラストも映えます。

撮影:2025年4月17日@高瀬川やすらぎ広場

 

菜の花の黄色と色鮮やかに共演する、オオイヌノフグリ(青い花)、ヒメオドリコソウ(桃色の花、紫の葉)。

※ヒメオドリコソウが遠目に紫色に見える部分は葉で、よく見ると小さく脇から出ている桃色の部分が花なんだそうです!

※またちなみに、これらの3種の植物はもともとは外来の、「帰化植物」とのこと。原産地が気になる方はぜひ調べてみてくださいね♪

撮影:2025年4月17日@野沢大門

 

菜の花の黄色に比べると山吹色に近いこちらはレンギョウ。

撮影:2025年4月17日@高瀬川やすらぎ広場

 

白くかわいらしいタネツケバナ。

※名前の由来:稲の種もみを水につける頃に花が咲きだすことから。

撮影:2025年4月17日@高瀬川やすらぎ広場

 

堂々と咲き誇るはスイセン。

撮影:2025年4月17日@高瀬川やすらぎ広場付近

撮影:2025年4月17日@高瀬川やすらぎ広場

撮影:2025年4月17日@高瀬川やすらぎ広場

撮影:2025年4月19日@西通川沿い

撮影:2025年4月19日@西通川沿い

撮影:2025年4月19日@西通川沿い

撮影:2025年4月22日@宮山坂公園

撮影:2025年4月22日@宮山坂公園

撮影:2025年4月22日@宮山坂公園

 

去年の9月に移住して秋冬春と遊佐町で過ごした中で、遊佐町は、まちの色彩が季節ごとにはっきりと変化するということを強く感じます。

あっという間の春でしたが、だからこそ毎年その訪れが楽しみになるのかもしれません。

これからも、季節ごとに変化する遊佐町の様子を記録し、紹介していきますね!

 

 

なお、今回の記事作成にあたり、植物の名称および説明に関して、植物研究会フロラ山形会長の土門尚三さんにご監修いただきました。

ありがとうございました!

(文・写真:白井駿平)