来ちゃいなよ。ゆざまち

秋の鳥海山(大平口~鳥海湖~笙ヶ岳)

2022-10-13

/ by kaori

秋の紅葉の季節、鳥海山が見頃を迎えています。去年、お伝えしきれなかった登山ルートをご紹介します。撮影日2021.10.4

おすすめの「大平口ルート」の紅葉編です!そして鳥海湖、笙ヶ岳を巡ります。

大平口は一番古い登山道で、登るにつれ変化のある風景を楽しみながら登ることができます。

 

過去記事はコチラからどうぞ

秋の登山編→前編(湯の台口-千畳ヶ原-御田ヶ原分岐)後編(御田ヶ原分岐~伏拝岳~湯の台口)

夏の登山編(今回のルートの逆回り)→前編(大平口~笙ヶ岳分岐)後編(笙ヶ岳~鳥海湖)

 

 

そして10月中旬~下旬頃には、鳥海ブルーライン沿いの紅葉が見頃を迎えます!

「大平山荘」と「鉾立口」の展望台からの景色がオススメです!駐車場からすぐ展望台があるので気軽に行けます♪是非お立ち寄りくださいね。

 

紅葉スポットの過去記事→「鳥海山 初冠雪と紅葉」、「鳥海山 紅葉見頃スポット

 

只今、大平山荘では10月31日まで「秋の鳥海山 大抽選会キャンペーン」開催中! 是非ご利用ください。

1,000円以上のご利用で遊佐町の特産品などが抽選で当たります。お土産屋、モンベルコーナー、食事処※(カレー、豚バラ丼、ラーメン、山菜そば・うどん)などがあります。※11:30~14:00(L.O.13:30)

同じく、農林漁業体験実習館「さんゆう」でもキャンペーン中です。産直、鳥海三神の水、金俣そば(土日祭日のみ10食限定)があります。さんゆうの過去記事はコチラから

大平口登山口(標高1,080m 道路脇に駐車場があります)

ここから登山開始です。初めは木々がある登山道で、伝石坂という急坂が続きます。登りきると、見晴台での良い景色が待っていますよ。

所々に紅葉が始まっていました。ナナカマドの実が赤くなっています。

見晴台(標高約1,280m)眼下に大平山荘(4合目 標高1,000m)が見えます。眺望が楽しめる休憩スポットです。

庄内平野と日本海が広がります。紅葉もいい感じです!

朝日に光る紅葉の景色を楽しみながら登ります。ナナカマドの赤がいいですね~

ヤマハハコがきれいなドライフラワーに。何かの赤い実を発見。ヒメモチでした。

水がたまっている所が見えてきました。

清水大神(標高約1,400m) 夏には雪渓があり、一息つけるスポットです。今は跡形もなく一面の草紅葉が広がっています。朝日に照らされてきれい~

笹原の間の紅葉を見つけながら進みます。

振り返って見たところ いいですね~

とよ(標高1,522m) こちらにも草紅葉が。

池塘(湿原や泥炭層にある池沼)の周りも草紅葉~♪

とよを振り返ったところ

さらに登ったところ ナナカマドの赤が続きます

河原宿(標高約1,570m)開けていて見晴らしがいい場所です。

夏には大きな雪渓が広がって水が流れています。今はすっかり枯れていますね。だいたいこの辺りで6合目くらいです。

右へ進むと、笙ヶ岳分岐。笙ヶ岳方面と鳥海湖方面との分岐です。

左へ進むと、秋田県側の登山口「鉾立口ルート」の賽の河原へ続きます。

今回のルートでは左へ進み、賽の河原の方の紅葉具合も見に行ってみます!賽の河原までは少し下りになります。

そして鳥海湖、笙ヶ岳へと行きますよ。(帰りには河原宿まで戻って下山します。)

左側の紅葉と青空がきれいだったのでパシャリ。岩とのコラボがいい感じです。

賽の河原(6合目 標高1,530m)ここも開けた所で、景色が良い休憩スポットです。

笹原が多いですが、所々紅葉が頑張っていますね。この笹原を登っていきます。

だいぶ登ってきたところ。賽の河原が右の方に小さく見えます。そしてにかほ市も見えますね。

やっと登りが終わり、平らになってきました。もう少しで鳥海湖が見えますよ~

にかほ市と日本海が見えます。右側のピークは稲倉岳。ここも見晴らしがよくて景色がいいんですよね!

何かのドライフラワーとミヤマキンバイがまだ咲いていました!

御浜小屋に到着です(7合目 標高1,700m)

鳥海湖(標高1,590m、直径約200m、水深約4m)と草紅葉のハーモニーが広がっていました。夏ももちろん、秋の鳥海湖もいいですね。

山頂もひょっこり見えます。日の加減で草紅葉の色が変わります。

ヤマハハコのドライフラワーがモコモコとしてかわいい。秋ならではの景色ですね。

御浜小屋を後にし、笙ヶ岳へレッツゴー!しばし稜線歩きが続きます♪

山頂と鳥海湖 抹茶色がいい具合です。

御浜・鳥海湖分岐(標高約1,640m)

左へ行くと、鳥海湖方面へ下っていきます。笙ヶ岳へは真っすぐ進みます。

笙ヶ岳が近くに見えてきました。笙ヶ岳の山頂は、三峰、二峰と登って一峰目になります(写真左のピークが一峰)。

振り返ったところ

手前の三峰が近づいて来ました。

三峰から登っていきます!夏はお花畑が広がっていましたが、花が終わり葉が紅葉しています。

三峰を越えたところ。庄内平野と日本海が見渡せます。稜線を歩いていきます♪

どこを撮っても絵になる鳥海山。岩との景色もいいですね。

二峰を越え、一峰が見えてきました。池塘の周りに草紅葉が広がっています。

山頂と千畳ヶ原(右中央。草紅葉が一面に)

山頂のアップ。左のピークが新山(頂上)です。岩々しててかっこいいです。

一峰(笙ヶ岳山頂)が近づいて来ました。

赤とんぼと、きれいな色のコオロギ?バッタですかね!を発見

池塘とのこの景色がいいです!

笙ヶ岳(標高1,635m)頂上に着きました。庄内平野と日本海が一望できます!

山肌の紅葉具合も素敵です。

ハクサンイチゲが健気に咲いていました。チングルマの葉も赤色に。

二峰へ戻っていきます。

三峰から見た景色 どこを見てもダイナミックですね~

笙ヶ岳分岐(標高約1,630m)

ここから左へ進み、「大平口ルート」の河原宿まで戻って下山します。真っすぐ行くと御浜小屋へ。(写真は分岐から左へ進んだところ。)

夏は左側に雪渓が続き、雪渓歩きも楽しめます。

セリ科の花も種が秋色に。シロバナトウチソウの葉も紅葉しています。

河原宿(標高約1,570m)まで戻ってきました。来た登山道を下っていきます。

帰りも紅葉を楽しみながら行きます♪

清水大神(標高約1,400m)ここでホッと一息。

登りの時の朝日で見た景色とは違った印象の紅葉。光の加減で見え方が違いますね。

紅葉の鳥海山をたっぷり楽しめました!

 

 

鳥海山大平口登山口

  • 住所
  • 鳥海ブルーライン 大平口(4合目 標高1080m)
  • 駐車場
  • 約30台
  • アクセス
  • 鳥海ブルーライン入口から車で約22分