来ちゃいなよ。ゆざまち

トミヨちゃん!!!

2021-06-07

/ by shige

 

 

 

身も心もまだまだ大きく成長中のシゲタです。

運動不足の毎日だったので、つい先日「NPO法人 いなか暮らし遊佐応援団」「鳥海ウォーキングクラブ」のコラボ企画【街中ウォーキング】へ参加してまいりました!!

 

老若男女問わず20名ほどで、八ツ面川(やつめんがわ)や遊佐の歴史を聞きながらの神社巡りなど、約7キロのコース。私みたいな普段運動をしない方は、数字だけ聞くと7キロもぉぉ!?!?と思われるかもしれませんが、競歩みたいにひたすら黙々と歩くのではないのであっという間でした。

 

しっかりと鳥海ウォーキングクラブさん指導のもとしっかりと準備運動をしてスタート!!

八ツ面川の上流から下流までじっくり観察。

 

今回、八ツ面川を案内してくださったのは【八ツ面川朝日堰流域水路管理組合】の若狭さんです!組合名がなかなか覚えられず…

 

管理組合の皆さんを中心に八ツ面川の保全活動を積極的に取り組んだおかげで、汚れてしまった川が元の清流の姿を取り戻したのです。

 

だいぶじっくりと八ツ面川を覗き込んでいる協力隊の鈴木さん。

 

綺麗な川の証として、絶滅危惧種にも指定されているイバラトミヨが生息しており、夏の季節にはホタルも飛び交う八ツ面川なのです。

イバラトミヨは水温15℃前後の綺麗な水を好み生息しているため、美しい自然環境のバロメーターともいわれているそうです!

 

産卵前のイバラトミヨとドジョウ。

 

鳥海山・飛島ジオパークのお勉強で写真でしか見た事がなく、ほんとに八ツ面川に生息しているのか??と若干疑っていた人間だったので、こんなにすぐ見られるとは思っていなかったです…これがトミヨちゃんかぁぁぁ~!!と大興奮。

参加した皆さんももちろん大興奮!

 

これはホタルの幼虫のエサとなる【カワニナ】

ホタルの幼虫は肉食なんですってよぉ~成虫はエサを食べないんだそうです。

 

今度はホタルの撮影にお出掛けしなければ!!

 

八ツ面川を散策したあとは、歴史探訪です。

深山神社・貴福神社・皇大神社とそれぞれの神社で担当ガイドさんがとても丁寧な説明をして頂きました!

 

遊佐町で一番古いとされる灯篭です。

 

子供の頃は、神社=遊び場だったのに…今となっては遊佐町の歴史にもきちんと耳を傾けられる大人になりました。笑

次世代へと語り継いでくれる若い人達が増えてくれれば良いのですが…

 

そしてなんといっても一番の衝撃は、皇大神社の向かいにある【油掛大黒天】!!

 

ツルツル・ピカピカです!

 

大黒様に油を掛けて祈願するという風習は、神道や仏教の教義に基づくものではなく、伝聞をもとにいつしか人々の間で生まれ、伝承されて今日に至ったものと考えられているそうです。

京の商人が道端の大黒天像に誤って誤って油を掛けてしまったところ、罰が当たるどころかその後商売が繁盛するばかりでなく、家族にも良縁が舞い込むなど福徳が続いた…等々(日本植物油協会HPより一部抜粋)、様々な由来があるそうです!

 

私も、しぃぃぃっかり祈願して参りました!!笑

 

正直、始めは運動不足を解消するために歩こうと思っていただけでしたが、こんなに楽しく充実した内容でのウォーキングは7キロという距離を全く感じさせない、本当に楽しい時間となりました!

 

【鳥海ウォーキングクラブ】は、ただ歩くだけのウォーキング活動ではなく、心身ともに楽しく健康になれるような活動をされている団体でした!!歩き続ける自信がない…という方でもススメです!

 

最後にドジョウちゃんの熱い視線で締めくくります!笑

 

生態系を壊さないための根本的な行動が、人間も含めたすべての生き物・地球の未来へ繋がると感じた一日でした。

参加者の皆さんとの新たな出会い、そしてご案内してくださったガイドの皆さん、計画してくださった方々に感謝致します!貴重な一日をありがとうございました。