来ちゃいなよ。ゆざまち

第2弾DIY講座!カビ床との戦い。

2018-09-14

/ by kanae

こんにちは。定住促進担当、空き家再生し隊のカナエです(^o^)

遊佐町にある多くの空き家を活用すべく!移住者やUターンの方のナリワイ拠点の場所をつくる『空き家再生地域おこしプロジェクト』の活動をしています。

しかも空き家をできるだけ空き家を自分たちのチカラで!(出来る範囲で)

=DIYで!使えるようにしたい=愛着ある場所になる!
・・・・・でも、やり方がわからないデスヨネ・・・・

そんなこんなで、空き家再生のためのチカラをつけようと

優しい大工さんの協力のもと「DIY講座第2弾」を開講!!!(^o^)

現場は、湿気でやられカビ臭香るフカフカの床と、よくある(らしい)キラキラがまぶされた砂壁の6畳間のお部屋。鼻にツンとくる匂い・・・たまらぬ~~~(;-;)

DIY担当の協力隊になりいろんな空き家と出会ってきましたが、、、

多くの空き家は「湿気」と「カビ(または動物)」で床がふかふかになっています。ここもそのひとつ。

畳の上に紙と竹のマットが敷かれていました。

今回のDIY講座は「①フカフカ床を新しくつくりなおす」「②キラキラな壁をDIYする」の二本立て!

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さっそく9月9日にDIY講座一日目「床DIY講座」開講しました!!

フカフカの床・・・・どうすればしっかりした床ができるのか知りたい!

習得して、どこでも床作れたらすごいよね(笑)

 畳をはぐと、、、、出てきました!!! 湿気でじめじめになった床板。

わりと簡単にパキパキ折れてしまいました。

え、匂いは?・・・カブトムシの部屋みたいな感じです; この板を全部撤去していきます!!

スリムな丸ノコでカットしていきます。(ノコギリでもできなくはない!) どんどん板を外していきます。朽ちてはいますが、よく見るとこの板「黒松」の立派なものだったようです。 せっせと運び出していきます。養生シートを床に敷いているので、土足で外と内の出入りが楽です! 板をはぐと、板足(根太)が見えました。 これも朽ちてしまっているので、外していきます。  この溝に木がはめられていたんですね~。でも今からここにピッタリつけるのは、容易でない。。。そこで!!! 「板足受」をつけていきます!!! 「スリムビス」という、ねじねじのネジでとめていきます。 コンクリートが出ているのでそこに板を乗せて、固定します。 固定するために使うのは「インパクトドライバー」という電動ドライバー!

ビスのネジ穴にまっすぐさして、押しながらレバーを握り使います。 はじめての人でも、大工さんが優しく教えてくださるのでDIYできちゃいます!!
木に直接固定する板足受は、ビス2本でとめていきます。 反対側はコンクリートの出っ張りに木をのせて、支えられているので、

そのためビスは1本でとめます。こんな感じ。  部屋の真ん中の柱にも「板足受」をつけていきます。 柱がのっている石の形に沿って凹みをつけます。高さが大体真ん中にくる感じ。こんな感じ。板足(根太)は柱に沿わせた板をかむように、そしてフローリングをのせた時、

入り口からの段差をなくしたバリアフリーになるように高さを調整する計画~~~! 固定する位置を決まったらビス(ネジ)でとめていきます。 ビスを打つときは、レバーをひく方ではない手袋はぬぎましょう!・・・というのも巻き込む危険があるからです!!  こんな感じでコンクリートの上にのる分を削りピタッとはめます。 反対側も同じ様につけていきます! 次に板受(根太)をつけていきます。むむむ!何やら板をじっっっっっっと見つめています。なにをしているかと・・・・「板の反り具合」を見て、板受の上下を決めています。反っていないのが一番なのですがw

この場合、盛り上がっている方を上にして使います。・・・というのは、下に反っているものはフローリングをしいた時、沈んでしまうからです。

上下が決まったら、柱の真ん中に板受がくるようにカットしていきます。  反対側は、フローリングがフラットにしけるように高さを調節します。 サシガネを使い板足の残す高さをはかり・・・ 丸ノコでカットしていきます!!緊張する~~~ こんな感じでカットできました!!! それを合わせてみると・・・・ちょびっと床より高い;;

こんなときは!! ノミでこんこんと削って調整していきます!(大工さんのノミは切れ味バツグン!!カッコイイ)

われわれ素人も道具になれれば、できなくはないよ(^o^)コツは道具と仲良くなること!たぶん! こんな感じにビシッと決まりました!ビスで斜めうちをして固定しています。これらの行程を繰り返し、コツコツ。協力して進めていきます。 どーーーーんと黒い袋が登場しましたが、これ何だかわかりますか???

そうです!これは「炭」!!!湿気と臭いをとってくれるようにどーーーんと床下に巻きます。 その前に、土の水分で負けないようにシートを敷きます。「炭」はあくまで「湿気とり」なので濡れすぎないように対策をします。 そして炭、敷きまーーーーーーーーーーーーす!!! 6畳に6袋まき、スコップでならしていきます。すんごいモクモク。。。 炭を敷いたところ。これで湿気対策は、しばらくバッチリ!!! 全体はこんな感じ。みんな顔にヒゲをつけながら頑張りました。 「湿気対策」の次は・・・・・「断熱対策」!!!!

このブルーの発泡系の板(スタイロホーム)を使います。断熱効果のあるブルーの板を、板受の隙間に入るサイズにカットしていきます! こんな感じ~。この隙間分のカットしたシートを作りうめます。 むむむ!!!!何やら黙々と印をつけていますね~。 ココに軽く釘を打ち。。。 なるほど!!ブルーの板が落ちないように、釘をストッパーにしていたのですね!!そんな感じでコツコツ半分うまりました!!暖かそう~~~~遊佐町は冬寒いので、これは必須!!!!! 隙間はところどころで様々なので、番号をつけてサイズをおさえてカットしていきます。

で、たま~にサイズが合わないときもあり うま~~~く  ほそ~~~く 落ち着いていけばこんな、うす~~~くもカットできてしまいます!!!すごい!!!そんなこんな、失敗と成功を繰り返し人は成長していくんだね。

「湿気」「臭い」「寒さ」対策バッチリな床ができましたよ!!!大工さん、参加してくださったみなさんに感謝です!!

フカフカでカビカビな部屋が生き返っていく~庄内いも煮で乾杯。

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次は、キラキラな砂壁に壁紙をはれる壁をつくっていきます(^o^)/

お楽しみに~